まこてぃ

読書、猫、映画、美術、花が好き。マイペースにはたらく看護師です。

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マガジン

  • Makoty Library

    今まで読んだ本の紹介を兼ねた、私の備忘録。 独自の感想をメモのように思うがままに書いています。気が向いた時に読んでいただけたらとても嬉しいです!

  • 〈S.B.C〉Shibuya Book Club

    • 186本

    「読書会×朝活×プレゼン」をコンセプトに男女2人で行っています。20代向けに、読書を通してたくさんの繋がりを提供できる場にしていきたいと思っています。現在はストアカで参加者を募集しており、毎週土日に開催しているので気軽にご参加ください!

  • せり・まこゆるーいラジオ

    • 7本

    ShibuyaBookClubを運営している、ゆるい二人が暇つぶしでラジオを収録、誰も聞かないと思っている。

最近の記事

  • 固定された記事

生き生きとした「第二の人生」を歩む禁酒オジサンたち。

昨年あたりから、「禁酒」や「アルコール離れ」という言葉をよく目や耳にすることが多くなった。 つい最近までは飲み会が大好きだった私にとって、アルコール離れと聞くとなんとなく寂しい気持ちもする。 禁酒するエンターテイナー世界的人気俳優のブラッド・ピッドや、ベン・アフレックは、アルコール中毒を克服したことについて語り、「禁酒」について話題になった。 また、作家の町田康さんや、コラムニストの小田嶋隆さんは本も出しており、彼らも「禁酒」を続けている。 さらに面白いことに私の周り

    • 入り口はどこでもいい

      こんにちは、ずいぶんご無沙汰な投稿になってしまいました。 私はここ2、3年前から美術に興味を持っている。 実際に都内近郊の美術館へ行ったり、ちょっとお高めだが知識になるものにケチはつけたくないので、辞典のような本まで購入して読んでいる。 『美術の物語』(エルンスト・H・ゴンブリッチ著)は、古代エジプトの洞窟壁画から近代に向かって時代を追っていき、美術とは何なのか、どのような影響を与えたり、与えられたりしてきたのかを素人でもわかりやすく説明している。 私はもともと歴史をどうも

      • 『あちらにいる鬼』 井上荒野

        なんだ重いなと思いながら読みはじめたが、読めば読むほど話の先が気になり、読み終えた時にはなんともいえない脱力感をもった。 愛とは、結婚とは何か。それぞれ読む人や読むタイミングによって捉えかたが変わりそうだなと思う。 つらい恋愛を経験したことのある人にとっては、共感するところがあるのかもしれない。 ひと昔前の、男尊女卑みたいな夫婦関係を描写されているので、「なんでそこまで女性が我慢するんだろう。」みたいな、なんとなく違和感というか、もどかしく感じる部分もあった。 なんか

        • 『LIFE SHIFT』 リンダ・グラットン/アンドリュー・スコット

          久々に友人とこの本の話になり、3年ぶりくらいに読み返した。 やはり、人間は知りたい情報だけ頭にスッと入ってくるし、覚えているんだなと思う。以前読んだときは26歳くらいで、有形資産なんか全く気にせずに無形資産を潤そうと必死だった。だからこそ、旅行やボランティアなど経験価値を大切にしてきた。本著でいう、エクスプローラーの時期だったんだと思う。 そんなアクティブだった時期を過ごし、パンデミックとも相まって、現在は有形資産について考え始めている。長寿化に伴って、必要な資金はどれだ

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        生き生きとした「第二の人生」を歩む禁酒オジサンたち。

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        記事

          『常設展示室』 原田マハ

          一つ一つの短編を読み終わるごとに、切ない気持ちと温かい気持ちが込み上げ、胸が熱くなる。 物語の中で登場する絵画は実際に存在するものであり、スマホで検索しながら、主人公が実際に見ている絵画と一致させるのも面白い。 私的には読書中にスマホを覗くのは好きじゃないので、物語に入る前と後で画像をチェック。実際の絵画ではなく、スマホ上の画像なのだが、物語の前後で感じることが全く異なる。 久しぶりに美術館へ行って、本物の絵を間近で見たいなあ。

          『常設展示室』 原田マハ

          気付けば1年近く更新してなかった。かと言って良いネタもない。主流なSNSもやめちゃった。何を書こうかな。とりあえず、誰に向けてるのかも分からないけど、私は変わらずぬくぬくと生きてます!

          気付けば1年近く更新してなかった。かと言って良いネタもない。主流なSNSもやめちゃった。何を書こうかな。とりあえず、誰に向けてるのかも分からないけど、私は変わらずぬくぬくと生きてます!

          春のメンヘラ到来

          だいぶ暖かくなってから時間が経ってきた。 たくさんの花や緑が出てきて、暖かな匂いが感じられる春は好きだ。それとともに花粉症という大敵もついてくる。嬉しさとしんどさの相乗効果によって私のテンションはなかなか上がらない。花粉が終わった頃には少し早めの5月病が訪れ、メンタルが激弱になっていく。そんな自分の不調サイクルを発見している。 227、『空白を満たしなさい(上)(下)』 平野啓一郎(著) レコメンドに出てきて表紙に惹かれた。たまたま最近興味のあるゴッホが登場する話でもあり、

          春のメンヘラ到来

          人生は60%くらいがちょうど良い。

          真面目すぎて完璧主義のせいで体調こじらせた私がいま、適当に生きていられるワケを振り返ってみた。そしてたどり着いたことは、常に100%の自分ではなく、60%くらいの自分でいること。もし少し頑張らなきゃいけない場面があったとしても100%は使わず、80%までに抑えることなんだと思う。 50%よりも少しだけ頑張ってみたほうが、達成感も得られるような気がする。だから私は60%くらいがちょうどいい。 ・頑張りすぎず、自分でなんでもやろうとしない。 人に頼みづらいし、自分で頑張ればでき

          人生は60%くらいがちょうど良い。

          読みたい本を買うために本を売る。

          noteを書くのって意外と気力を使うもので、私なんてストーリーを描けるほど書いてないくせに、「今日は気力があるぞ!」という日しかタイピングができない。そうして延ばし延ばしになり、気付けば2月も終わろうとしている。最近は花粉症のせいか頭がぼーっとするし、効率が悪い。 Amazonの欲しい本リストは溜まっていく一方で「節約」が頭の中を洗脳し、なかなか購入までに至らない。どうしても読みたい本はメルカリでポイント購入している。ポイントがなくなれば自宅にある本を販売し、また欲しい本を

          読みたい本を買うために本を売る。

          生きているだけでネタになる

          嬉しいことに友人の出版ブームがきている。そしてここ数日は文字を仕事にしているクリエイターやアーティストの本に触れることが多く、読み進めるのも面白いので読書のペースも上がっていた。 217、『なぜ、「サボっている人」ほどうまくいくのか: ムダな努力から解放される7つのポイント』 田中靖人(著)適当主義の友人のうちのひとりがついに出版した。この時代だからこそ、真面目すぎずに肩の力を抜いていたほうが、楽観的に生き抜けるんだなと感じさせてくれる。著者は楽観的に物事をみていることで、

          生きているだけでネタになる

          毎日ヒマすぎるけど働きたくない。

          みなさん、あけおめ。だいぶ期間があいてしまい読むスピードも減速気味だが、なんとか読書は続けている。ブラックユーモアも好きだけど、純粋に夢や好きなものを追いかけるのもなんだかウキウキする。 212、『怪笑小説』 東野圭吾(著) 前回、『毒笑小説』の付録にあった京極夏彦とのトークセッションのなかで話題になっていた短編を読みたくて購入した。○笑小説シリーズの発端なだけあって、面白くて先に進めるのがもったいなくなるくらい、濃いブラックユーモアを堪能できた。 213、『ロマンシエ』

          毎日ヒマすぎるけど働きたくない。

          社会と繋がっていることで自分を感じる。

          私は、なんとなく看護師になってとりあえず大きな病院へ就職しそして3年後には退職した。看護師として働いていると、嫌なことがたくさんある。残業ばかりで身体も心もクタクタになる。患者さんとの出会いと別れもたくさんある。患者さんや家族の方から感謝されることもたくさんあり、その言葉には何度も励まされてきた。 あるとき自分には限界がきた。私は真面目でなんでも完璧にこなさないと気が済まない性格だ。必要以上に自分で仕事を背負いながらも平然を装い、周りに助けを求められなかった。そして、気がつ

          社会と繋がっていることで自分を感じる。

          好きなタイプは定めないほうが楽しい

          例年に比べると暖かい日が続いた11月も、もうすぐ終わり。 気が付けば今年もあとわずかだけど、世間は相変わらず、よりいっそうバタバタしている。 そんな中でも自分のペースは守っていきましょ〜! 207、『さがしもの』 角田光代(著)人間同士に相性があるようにその人にとっての相性の良い本というのがある。他人の価値観を押しつけられることなく、自分の人生は自分で洗濯して生きていく。本だって他人の価値観ではなく、自分がふと出会った本をじっくり読み、自分なりに何かを感じればいい。「読

          好きなタイプは定めないほうが楽しい

          「お金はあるだけ使え」という教え

          幼い頃に亡くなった祖母が言っていた言葉。 「お金はあるだけ使いなさい。使って経済まわしとけば良いのよ。」 祖母は幼い頃の私にもわかるくらい見た目も行動も生活の全てが派手で、死ぬときまでも派手な人だった。 そんな祖母から金銭管理について学んでいるので、私の両親はもちろん私だって貯金なんてしない。稼いだら稼いだ分だけ使って生きてきた。 大学生のときバイトで稼いだお金はほとんど英会話教室に費やした。4年次に友人との卒業旅行のために奨学金を借り、残ったお金は多分、当時の彼氏に

          「お金はあるだけ使え」という教え

          世間に惑わされずマイペースでいこう

          最近の世の中では、GOTOトラベルだの旅行や飲食業界を盛り上げる取り組みが行われているようだ。 私も便乗してどこかへ旅行し「お得感」を味わってみたいとも思うが、実際に行きたいと思う場所もなければ、予算もないので諦めている。 そんなとき読書は便利だなと思う。どこにいても本の中の別世界へ連れて行ってくれるのだから。 旅行へ行ったとしても現実はリアルでコロナ禍なのには変わらない。本の世界にはリアル世界が一切影響してこない。 最近は原田マハさんの本にハマっている。彼女はキュレ

          世間に惑わされずマイペースでいこう

          世界のトップリーダーはエンパシーを大切にしている

          最近よく話題になっているHSP(Highly Sensitive Person)という言葉。 敏感な人を表し、これは病気ではなくその人の気質であると言われている。この類の記事は他でたくさん紹介されているので今回は割愛する。 私自身も人と接するのは好きだが、疲れやすく環境に左右されやすいことに悩んでいたとき、HSPを知った。そしてHSPに関する本を読んでみたりもした。 そして、HSPとも近い存在と言われているエンパス(=共感力の高い体質)という言葉に出会った。 ロサンゼ

          世界のトップリーダーはエンパシーを大切にしている