韓国・台湾のコロナ後のフィットネス市場

渋谷でSTUDIO KOMPASというジムを運営している
パーソナルトレーナーの (@mako_trainer)が解説していきます。 
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韓国・台湾在住の友人から現地のフィットネスクラブの状況を聞きました。
コロナの状況が収まった隣国から、今後の日本のフィットネス市場の流れを予想したいと思います。

韓国のフィットネス

韓国では現在(5/9)フィットネスクラブやピラティススタジオ パーソナルトレーニング ジムは通常通り営業しているとのこと。

1.ジムやスタジオ利用時はマスク着用が義務
2.外出自粛制限中は不特定多数が集まるレッスンや施設は休業
3.外出自粛制限中も個人レッスンは可能(1メートルの距離を保つ・監視員が派遣されていたことも)

台湾のフィットネス

コロナ対策が早く感染者数も440人と対策の効果をかなり高く発揮した国です。
現在フィットネスクラブは通常通り営業しているとのこと。

1.コロナが流行り出した時期から(中国で)フィットネス クラブに入館する際に検温とアルコール消毒をこまめにしていた
2.全ての期間で休館などは一切なかった
3.コロナが一番流行した時はジムの来館率下がった
4.現在はコロナ前の70~80%ほどの来館率に戻っている

日本はどうなる?

日本では外出自粛制限中から様々なジムがオンラインサービスをリリースしました。オンラインパーソナルトレーニング 、オンラインヨガ、オンライングループトレーニングなどなど

おそらく今後も一定数この期間でリリースされたサービスは残っていくともいますが、下位互換として生み出されたサービスはリアルなサービスが復帰していく今後は終わっていくだろうなと思います。

また今までのサービスとは別で新しい選択肢として生み出されたオンラインサービスは今後もフィットネス の選択肢の一つになると思います。

僕のお客様からも外出自粛が終わったらすぐにジムに行きます!と多くの連絡をいただいている現在。おそらく台湾・韓国と同じくリアルな現場でフィットネスを楽しむ人が7~9割ほど戻ってくるのでは無いかと思います。

だからと言って今までと同じサービスで良いかと言えばそこは変わって、リアルだからこそのサービスをより突き詰めていかなければいけない事です。

まあ、サービスを突き詰めていくことはトレーナーとして当たり前のことですが。

どちらにしろ日本のフィットネス市場は複数のオンラインサービスがリリースされ、今までよりも選択の幅が広がりました。
フィットネスサービスを提供する我々としては嬉しい状況です。多くの方が心身の健康に関心を持つと言うこと。
自分自身が運動でここまで幸せに過ごしてきたからこそ、これからも多くの人に少しでもそれを共有できるチャンスが広がるわけです。
自分のところに来る庫内は別として、心身の健康を手に入れられる一つの手段を今後も伝え続けられる日本のフィットネス市場をつくっていきたいものです。

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