考えるとは

僕は、子どもに願うことがあるならば、幸せとすこやかな成長を願いますが、

期待することがあるならば、「自分の頭でよく考えれる人」になってほしいと思います。

「頭のいい子」でもなく、「思いやりのある子」でもなく、「常識のある子」でもありません。

どんなときも自分の頭でよく考えて行動できるような人になってほしいです。


僕が考えるに、

「自分の頭でよく考えれる人」は、困難な状況に陥ったとしても、打開策を見つけることができます。

「自分の頭でよく考えれる人」は、目の前の相手の考えや気持ちを深く理解し、愛のある行動をすることができます。

「自分の頭でよく考えれる人」は、気になったことはすぐに調べる、知的好奇心が高い人だと思います。

「自分の頭でよく考えれる人」は、思い込みや固定概念に固執せず、柔軟に考えを変えることができます。

「自分の頭でよく考えれる人」は、けっして決めつけることなく、多様な考えを歓迎できます。

その他にも、「自分の頭でよく考えれる人」の特徴は、まだまだあると思います。


総じて、僕は、子どもに期待することがあるならば、「自分の頭でよく考えれる人」になってほしいと願います。

この記事は、考えに考えすぎて「結局、考えるってなんだろう?」まで行き着いた人や、親や先生や上司から「自分の頭で考えなさい!」と言われて「自分の頭で考えるってなんだろう?」と疑問に思った人、または単純に考えることが好きな人に読んでほしいなと思います。


考えるとは?

まず「考えるとは」なにか?

私たちは日々何かしらのことについて考えています。

「今日は何をやろうか?」「どこに行こうか?」「何を食べようか?」などなど。

人間は1日に35000回ほどの決断をしていると言われます。

決断するたびに、人間は考えていることでしょう。


「考えるとは、問うことである。」っと僕は考えます。

「○○とは何か?」「なぜ、○○をするのか?」「具体的にどういうことか?」「つまり、どういうことか?」「どのように○○するのか?」「本当にそうだろうか?」「他に考えられることはないか?」などなど。


そして、問いを持つきっかけは「気になる」です。

例えば、草や花を見て、「植物には心があるのか?」「なぜ、そのような姿形なのか?」「なぜ、そこに生息しているのか?」「植物はどのようにして成長しているのか?」などの「気になる」きっかけを持ちます。

また、目の前の相手を見て、「なぜ、そのような行動をとったのだろう?」「そのような行動をとった背景は?」「何を考えている(思っている)のだろう?」「相手の喜ぶこと・嫌うことはなんだろう?」などの「気になる」きっかけを持ちます。

「気になる」から、疑問を持ち、問いを立てることができます。

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