村神様は打撃も一流。インタビューの受け答えも一流(20230810ヤクルト×広島)
18安打、13得点!!
我らがヤクルトスワローズ同一カード3連勝。
やっとヤクルトらしい戦いが戻ってきたなと。
この3連戦で特に収獲だったのは村神様の復調と新生北村恵吾の覚醒だ。
村神様はレフトポールギリギリへ22号本塁打を放ち、これで3戦連発。
彼の持ち味である逆方向の本塁打は、好調の要因。
9日の本塁打は普通の右打者が引っ張った打球よりも飛んでいた(おそらく)
今日は本塁打を含む3安打5打点の活躍で、打率も.255と調子を取り戻してきた。
シーズン序盤は徹底したインコース攻めに苦しみ、本来の村神様ではなかった。
しかし、ここでしっかり修正するのが一流の証。やっぱり彼が打たないとこのチームは勝てない。
何より今日観戦していて印象的だったのが試合後のヒーローインタビュー。
「(ホームランは)3ランだったんで(今日は合わせて)5打点。昨日北村君は6打点で90点って言ってたんで、30点くらいです」
ヤクルトファン、爆笑。
ー3試合連続ホームラン、この3連戦で9打点。振り返ってみて。
「昨日北村君1試合で6打点挙げているので、30点くらいです」
ヤクルトファン、大爆笑。
ヒーローインタビューの場で、ファンを楽しませてくれる。
これぞ一流のプロ野球選手。
若手へのリスペクトを忘れない彼の姿は野球に限らず、人間性も一流だった。
昨日90点だった北村恵吾は今日も7番ファーストで先発出場。2安打を放ち、チームの勝利に貢献した。
オスナが怪我で離脱する中、彼の台頭はとても大きい。打撃にパンチ力があり、一発もある。
昨日は母校の近江高校が初戦で敗退したが、彼がその悔しさをバットで弾き返し、プロ初安打。
しかもそれが満塁ホームラン。
高津監督へのアピールは大成功と言っていいだろう。
ただ、ヤクルトはここからが大事。
明日から首位阪神とビジター3連戦。
阪神も巨人に3タテし、非常に勢いに乗る。
村神様の前にどれだけランナーをためれるか。
調子を取り戻してきた塩見、山田の活躍がキーになりそうだ。