vol.7 にしん山椒漬けへの道
おととし福島県会津地方に訪れて以来、郷土料理のしん山椒漬けに心惹かれてやみません。
ありがたいことに昨年も会津でライブの機会があり、約10ヵ月ぶりに再会。
現地で購入するか通販するかしかないのか・・・
いや、作ればいいんじゃ????
ということで、昨年末に見切り発車で鰊山椒漬けにチャレンジしたのでレポです!
レシピは意外とネットに転がっています。私はこちらを参考に、砂糖は抜きで。
材料、まずは身欠きにしんをゲットせねば。そんな時は吉池へGo!
しかしこの葉っぱは果たして本当に山椒なのか???(自信がないので、冷凍庫にあった山椒の身を一緒に使うことにしました。)
吉池を知らない人はこちらを読むべし↓
材料もゲットしたので早速!と行きたいところですが、みがきにしんを一晩米の研ぎ汁に漬けて戻す必要があります。
普段は無洗米派なんですが、ちょうど知人からお米をおすそ分け頂きました。そんなことある?ってくらいナイスタイミング。研ぎ汁ゲット。
研ぎ汁を手に入れるのが難しければ米を一つかみ、もしくは米糠で代用も可能なようです。
翌日、、、
いよいよ漬けます。with山椒の実。
調味液を入れて、、、
数日後、、、
遂に完成!!!カットして盛り付けてみます。
買い出し〜試食まで一週間ほど。普段の料理と比べるとオペレーションが重い分、ちょっと感動します。お酢の量など調味料の割合はお好みで多少変えても問題ないかと思います。
自分で作ってみた山椒漬けは、味が良い(自画自賛)!まじで良い!日本酒が進む!!!
乾燥させたにしんは旨味やコク・脂をしっかり感じるんですが、お酢がバランスを取ってくれています。
にしんは小骨が気になる魚ですが、酢に漬けたから柔らかくなったのでしょうか、全く気になりません。昔の人の知恵なのかな。
これで自宅でもいつでもにしん山椒漬けを楽しめることがわかったのでハッピー。乾物のみがきにしんよりも山椒の葉を手に入れる方がハードルが高そうなので、作りたい時に安定して入手する方法を考えなければ。育てる???
それにしても、にしん山椒漬けはいつどのように会津で生まれたのでしょう。郷土料理は、名前が違っても似たようなものが他の地域に伝わっているケース(ex.松前漬け、のっぺ)もありますが、にしん山椒漬けに関しては他に似た食べ物に私はまだ出会っていません。
情報や文献などありましたら知りたいです!
水産系シンガーソングライター牧野くみ
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