「似ているけれどちょっと違うもの」を手に入れると人生の満足度が上がる
こんにちは。
牧 菜々子です。
お金を使うなら、それによって満足度が高まるものに対して使いたい。
満足度が高い使い方の1つに、「似ているけれどちょっと違うものに使う」というものがあります。
似たようなものが欲しいと思った時は、自分自身がそこに集中している時なのです。
だから、似ているものでも、手に入れることで満足度が上がるのです。
子どものおもちゃもそうです。
大人から見たら「同じの持ってるよね?」と言いたくなるようなものでも、ちょっと違う。
だからこっちも欲しい。
子どもはそう思うわけです。
大人のグッズのコレクションも、「似ているけれどちょっと違うもの」の典型です。
周りが思う以上に、コレクションを増やした本人の幸福度は上がる。
服も、バッグも、似ているけれどちょっと違うものというのは、重宝します。
関心がそこに集中しているからこそ、その部分にバラエティが増えると、脳が活性化し、一回り成長する。
せっかく関心が集中しているのに、行儀よく抑えてしまうと、センスも才能も開花しません。
持ち物だけでなく、経験もそうです。
一度経験したことと似ているけれどちょっと違うものを経験したくなったら、我慢しないで経験したほうが、同じお金を払うのでも満足度が高くなるります。
もちろん、「もういいや」と思ったのなら、似たようなことにお金を払う必要はない。
そうではなく「経験したいな。前のと似ているけど」ということなら、迷わずお金を使えば、人生の満足度は上がります。
逆に、せっかくだからと全く違うことのほうを選んだ場合、一見満足度は2倍になりそうですが、そこまでは上がらないということが往々にして起こります。
あえて似たようなものにお金を使うことで、人生の満足度は、思った以上に上がるものなのです。