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子どもが将来自分の力で生きていけるようになるために必要なこと

こんにちは。

牧 菜々子です。

子どもには、自分の力で生きていけるようになってもらいたい。

不透明な世の中だからこそ、強くそう思います。

そのために、必要なもの。

それは、「人に対する敬意」です。

どうしてかというと、人に対する敬意を持たない人は、「奪われる」人になるからです。

敬するとは「体に力を入れてよける」こと

「敬う」という字には、こんな意味があります。

神に対して、体を折り曲げる。

はっとかしこまって、体を引き締める。

つまり、「自分より強いものに対しては、体に力を入れて、よける」というニュアンスがあるのです。

ということは、敬意を持たない人は、強いものの思惑をもろに受けてしまうことになります。

敬意を持たない人は「奪われる」

せっかく、子ども本人に能力があったとしても。

「人から奪われる」側面があるだけで、自分の力で生きて行くことはおぼつかなくなります。

子どもを、将来自分の力で生きていけるようにするためには、人に対して敬意を持つことを伝えていかなければなりません。

かわいがられて、好かれるためだけではありません。

奪われないために、礼儀や敬意を重んじることが必要なのです。

災いをよけるスキルを授ける

どんなに恵まれた環境にいる子どもでも、将来どうなるかは想像がつかない部分があります。

せっかく本人に能力があっても、奪われていては、人生で得たものを積み上げていくことはできません。

周りの人に、敬意を払うこと。

それは同時に、災いをよけることでもあります。

大人が子どもたちに授けることのできる、立派なスキルなのです。