ミドサー・産後女が骨粗鬆症検診を受けてみたら
わたし、ずっと不安がありました。子どもの頃から文化部一筋、太陽の下で遊ぶのがあまり好きでなく運動も苦手だったので、骨密度が低いのでは?年を取ったら転倒して骨折して寝たきりになって、みんなに迷惑をかけてしまうのでは?と。
骨粗鬆症は中高年から気にするべき病気、そう思っている方も多いと思いますが、女性ホルモンの関係で、産後も骨密度が下がりやすいとのこと。
そこで自治体が無料で実施していた『骨粗鬆症検診』なるものを受けてみました。
骨粗鬆症検診とは
骨粗鬆症検診は、国の健康増進法に則り、自治体が実施している検診のひとつ。
骨量測定と問診により、骨量が少ない人を見つけ出し、骨粗鬆症の予防・改善に努めてもらうための検診のようです。
私が受けた検診の内容
私の自治体では、年齢の縛りなく、栄養・運動指導がついた検診も行われていました。今回のように、独自の企画を実施している自治体もあるようです(お住まいの地域の実施内容を調べてみてくださいね)。
①骨密度測定
まずは、左腕の骨のレントゲンを撮り、骨密度を計りました。計測自体も結果が出るのもあっという間でした!(ちなみに私の数値は平均をかなり上回っていました!予想外!!)
骨は20歳くらいで骨量がピークを迎えると言われていて(ピークボーンマス)、そこからは下落の一途を辿るよう。グラフを見ると、自分の骨密度がこれからどのように下がっていく傾向にあるのかもわかるので、注意ができそうです。
②栄養指導
栄養士さんによる、栄養指導もありました。
和食はカルシウムが足りない傾向にあるうえ、日本人の平均摂取量も推奨量に達していないのが現状。今の食事にカルシウムをプラスアルファするためのアイデアや工夫を教えてくださいました。
最も吸収率が高い乳製品だけでカルシウムを取ろうとすると、脂肪分が多すぎる結果に。カルシウムが含まれる他の食べ物も取り入れる他、骨の形成にはたんぱく質やビタミンK、ビタミンDなども欠かせないとのこと。
結局は主食、主菜、副菜などバランスの良い食事を心がけるに限るという話でした。たしかに、骨粗鬆症だけじゃなく、他の病気も予防したいし、細かく考えると逆にストレスがかかって体に良くなさそうです。
③運動指導
最後は運動指導。骨粗鬆症予防には、栄養面のケアと日光を浴びること(ビタミンD生成のため)、そして運動が大事とのこと。
なかでも
ジャンプ
背筋の筋トレ
バランス運動
がいいそうです(バランス感覚を養うのは転倒防止にも効果アリ)。
わたし、なんで骨密度が高いのだろうと不思議に思っていたのですが、小学6年生までバレエ教室に通っていたからかなぁとふと気づきました。
たくさんジャンプするし、バランスをとるポーズばっかりとるし、腕を上げるので背筋もいっぱい使う。教えてもらった運動はほとんど、バレエのレッスンを受けていれば自然としている動きでした。
教わった内容を歯磨き中などながらで取り入れるもよし、趣味の中に上記の要素が入っている運動があれば、それを楽しんでいるだけでもよさそうです。
”子どもと一緒に”がいいかも
成長期に骨が育っているかいなかで、高齢期にまで影響する骨密度。子どもの骨を育てるために必要なのは、バランスの良い食事と運動と睡眠とのこと。
バランスのいい食事を作って食べ、青空のもと、公園でいっぱい遊び、早寝早起きする。子どもと一緒になって取り組むのが、親子共々健康が維持できて、子どものいる人にはいいような気がしました。
健康寿命を考えると、骨密度、大事です。ぜひ意識してみてもらえたら!
⬇子どもの食事については、こちらも参考にされてみてください〜!
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