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真剣に「質問力」と向き合って、見えたもの

最近、「聞く力」「引き出す力」とあわせて、もっと身に付けたいと考えている力があります。

それが、「質問力」です💡

今回は、ひきた よしあきさん『博報堂クリエイティブプロデューサーが明かす 「質問力」って、じつは仕事を有利に進める最強のスキルなんです。』をご紹介します!

博報堂クリエイティブプロデューサー・スピーチライターのひきたよしあきさんが、本音をひき出し、人を巻き込み、意見を通す25のメソッドを解説する本書📖

物語を通じて、5日間で以下のメソッドを学ぶことができる一冊です。

  • DAY1 「自分に対する質問力」を磨く

  • DAY2 「聞く姿勢」を磨き上げる

  • DAY3 5つの「質問の型」で的確な答えを導く

  • DAY4 「裏質問」で相手の本音をひき出す

  • DAY5 「巻き込む質問テクニック」で自分の意見を通す

自分の完璧に囚われない

私がこの本を読んで最も印象的だったのは、あるエピソード💡

これは、ひきたさんが30代の頃、上司に言われた言葉です。

「おまえの完璧なんてのは、所詮、おまえの中の完璧なんだ。自分の意見へのこだわりなんて早いところ捨てて、人の意見を巻き込める強さを身につけろ。人をもっともっと巻き込んで、意見を強く、太くしろ!」

ひきたさんは、この言葉をきっかけに仕事に対する見方が変わったのだそうです。

”あえて”不完全な企画書

上記の言葉は、ひきたさんが上司に企画書を見せた時のエピソードでした。

具体的には、こんな風にアドバイスをもらったそうです。

✔完璧すぎる。そこが、弱い
✔結論の部分は書くな

意図が分からなかったひきたさんは、不完全な企画書を持って上司とともに得意先へ向かいました。

上司は得意先に、「ここまで考えたのですが、ちょっと悩んでまして」と言ったのだそうです。

皆さん、きっと、どういうことか分かりましたよね😌?

得意先の方は、嬉しそうな顔して、自分が考えていることを語り出しました。

それは、ひきたさんが考えていた内容よりも、はるかに壮大なものだったそうです。

人の意見を巻き込んだ分だけ、強くなれる

具体的なメソッドの学びはもちろん、この本を読んで感じたことは、『質問力』のある人間が、その場の主導権を握るということ。

さらに、『質問力』で人の意見を巻き込んだ分だけ、成長できるのではないかということです。

振り返ると、私はついつい、自分の中だけで「完璧」を追い求めてしまいがちです。

そこには、自己満足、虚栄心、承認欲求、プライドとか、小さなものに囚われていた自分がいたのかもしれません。

そんなものは思い切って捨てて、質問してみる。

そうすることで、自分の考えているもの以上に、大きな気付きとなって自分の力となっていくような気がします💡

最後までお読み頂き、ありがとうございました🍀

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