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言葉で聞く読書『まず、ちゃんと聴く。』

「言葉で聞く読書」では、本の中で見つけた「言葉」をテーマに、皆さんにある一冊をご紹介していきます。

朝の時間に、約3分ほどでお届けしています🌞

ぜひ、何か作業しながらお聞きください🍀

今朝ご紹介する本は、櫻井将さん『まず、ちゃんと聴く。コミュニケーションの質が変わる「聴く」と「伝える」の黄金比』です。

「聴く」についての理論と、実践のための具体的なヒントが解説されている本書📖

また、「聴く」と「伝える」の両立をどのようにしていくのか?考えさせられる一冊です。

皆さんにご紹介したい言葉は、「なぜ」ではなく「なに」。

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相手の話を聴こうと思った時、「なぜ?」「何で?」と質問しがちです。

ただ、「なぜ、そうしたの?」と聞かれた時、少し責められているような感覚を覚えた経験ってないでしょうか。

それは、聴く側にそのような意図がない場合であっても、です。

それに対して「何が、そうさせたの?」という問いは、「一緒に考えようとしてくれているんだ」と、相手に受け取ってもらいやすいのだそう。

学びだったのが、「主語」の扱い方です。

「なぜ、そう思うの?」という言葉の主語は「あなた」。つまり、質問する相手です。

一方で「何が、そう思わせるの?」という言葉の主語は「何が」です。

向き合っている相手の中の「何が」そう思わせるのか?それを一緒に探そう、という意思表示に。

つまり、疑問詞を「なぜ」から「何」に変えるのは、「相手」に関心を向けるのではなくて、「相手の関心ごと」に対して関心を向けるための方法です。

もちろん、シーンによって向き不向きがあるため、使い分けは大切です。

気になった方は、本書や「言葉で聞く読書」でお聞きください。

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「言葉で聞く読書」では、ある一冊をご紹介するため、stand.fm内で皆さんからのモヤモヤエピソードを募集しています。

最後までお読みいただき、ありがとうございました🍀

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