Unlearn(アンラーン)で余白をつくろう
「こういうときは、こうするべき」
年を重ねるほど、これまでの経験から物事を考えることが増えたと感じています。
このままで、大丈夫…?
漠然とした不安を抱えていた私は、最近、大切な本と出会いました。
柳川範之さん、為末大さんの『Unlearn(アンラーン) 人生100年時代の新しい「学び」』です📖
アンラーンとは、過去の学びや蓄積を最大限に活かす、新しい成長の技術。
著者の柳川先生と為末さん、お二人のアンラーン経験も紹介された一冊です。
自身の思い込みに気付く
アンラーンとは、「学ばないこと」ではありません💡
過去の学びから、自身のクセやパターン、思い込みをなくす⇒新たに成長し続けられる状態に自分を整える技術、と本書では定義しています。
とはいえ、「自身のクセやパターン、思い込み」に気付くことが、実は1番難しいのではないでしょうか?
為末大さんのアンラーン
本書では、印象的な事例が紹介されていました💡
それは、為末大さんの話し方に対するアンラーンのお話です。
現役を引退し、コメンテーターとして活躍の場が増えた頃。
「話し方がワンパターンになってきたかも」と感じられたのだそう。
そこで、為末さんが積極的に行ったのは「小学生向けに講演する」だったと言います。
その理由として、小学生の以下の3つを挙げています。
自分が誰かを(※すごい人だと)知らない
大人ほど言葉を知らない
飽きやすい
この行動により、自分の言葉がいかに、一部の大人向けになっていたかを痛感したのだそうです。
あえて、アウェイな場に身を置く
為末さんのアンラーンの話を知って考えたことは、
時には「慣れていない」「心地よくない」ゾーンに踏み込むことが大切だということ💡
人間の脳は「変化を好まない」と言いますよね。
だからこそ、あえてアウェイな場に身を置く行動を選択することも大切なのかもしれません。
読書がアンラーンの近道?
最後に、思わず納得だった読書に関するお話を📖
本書では、アンラーンについて「改めて自分を見つめ直し、自分に余白をつくり直す機会」とも紹介されています。
余白ができるからこそ、新しい学びを吸収できるのではないでしょうか?
その他、アンラーンに関する詳しい方法については、ぜひ本書をご覧ください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました🍀