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心を守りチーム力を高める EQリーダーシップ
今日は、近藤弥生子さんの『心を守りチーム力を高める EQリーダーシップ』をご紹介します📖
私は、近藤弥生子さんの書かれた『オードリー・タンの思考 IQよりも大切なこと』が本当に大好きです😊
この本がきっかけで近藤さんのvoicyを聞くようになり、今ではすっかり近藤さんの発信を毎日心待ちにしています📻
本書は、「自分を曲げず、それでいてみんなとより良くやっていける方法」を考えるきっかけになる1冊だと思います。
例えば、『「静かな人」の戦略書』の著者ジル・チャンさんも登場しているなど、EQを広く考えられる印象でした!
リーダーであるかどうかに関わらず、「言いたいことをぐっとこらえる」シーンが多い人に、ぜひ手に取って欲しい1冊です。
今回は、自己と他者の間に心理的な境界線「バウンダリー」をテーマに、本書をご紹介していきます📖
本の中で見つけた「言葉」をテーマに、皆さんにある一冊をご紹介していく「言葉で聞く読書」📖
noteを読む時間がない方は、何か作業をしながらコチラをお聞き頂けると嬉しいです🍀
自己と他者の間に”心理的な境界線”を
本書では、EQが高い人の要素の一つとして、本書では「バウンダリーがあること」を挙げています。
EQ の高い人は、自己と他者の間に心理的な境界線「バウンダリー」を引くことができているのだそう。
ただのいい人とEQが高い人の違いもそこにある。
自分にできること、できないこと
やりたいこととやりたくないこと
自分自身を守るためにも、それを自分自身が把握しておくことは大切です。
他人から要求されたままに引き受けていると、それは自分自身を抑え込むばかりでなく、結果的に物事をしっかり遂行することができないといった事態まで引き起こしてしまいかねません。
そして、あなたの心も自分自身の価値を見失ってしまうかもしれません。
「ただのいい人」になるのは、すごく簡単です。
自分を振り返ると、この「バウンダリー」を引けずにいて、誰に対しても良い顔をしていたのかも、と思いました。
だから、つらくなっちゃうんだろうなと。
「他者の期待」の中で生きるのはやめよう
台湾華語には、「他者の期待の中で生きるのはやめよう」という意味の言葉があるのだそうです。
ずっと他人から望まれるままに行動していると、自分が自分ではなくなってしまい、最後には爆発してしまう。
まさに、自分は無意識に「他者の期待の中で生きる」ことが多い気がします。
いわゆる”良い子”でい続けることは、決して悪いことではない。
でも、自分を押し殺してまでしなければいけないことなのか?疑問に思いました。
自分を曲げないけど、みんなとよりよくする方法を
近藤さんと交流の深いオードリー・タンさんは、EQの高い人の代表のような方です。
オードリーさんは、「自分を曲げず、それでいてみんなとよりよくやっていける方法」を考えることを心掛けているのだそう。
私は、「人に合わせる」とか「自分を抑える」しかないと思っていたのですが、この考え方を知り、とても嬉しくなりました。
自分と他者は関係ない、私ができることは私がやればいいだ、と「バウンダリー」を引くこと。
そうすることで他者の期待する自分を演じる必要はなくなるし、自分を大切にできると思うんです。
「バウンダリー」を引ける自分になりたい
最後に、私の「やってみた!」話を紹介させてください。
先日、職場のある業務に対して「NO」と言うことができました。
いつもの自分であれば、自分の休日を削ったり、残業をしたりして、「YES」と言っていたのですが。
なぜ「NO」なのかを伝え、別の業務でフォローに入ることで、自分なりに「自分を曲げず、それでいてみんなとよりよくやっていける方法」を実践しました。
やってみて思ったのは、「YES」と言って自分を曲げることがいかに簡単だったか、ということです。
「NOと言ったことで、相手はどう思ったかな?」とクヨクヨ考えすぎて、すごく疲れたけど。
いつもより自分を大切にできた気がして、良かったです。
これからも「バウンダリー」を意識して、私が私を大切にしていきたいです!
本書のタイトルにもある「心を守る」ことが、結果的に「チーム力を高める」ことへつながるんだろうなと、実感できた経験でした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました🍀
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