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ホメ殺すのではなく、ホメ生かす

今日は、最近「ホメる」について考え直すきっかけになった本をご紹介します。

澤田智洋さん『わたしの言葉から世界はよくなる コピーライター式ホメ出しの技術』です💡

大切な人の魅力を”自分の言葉で表現できるようになる”、コピーライター・澤田さんの思考法が紹介されている一冊です📖

相手を停止させる?ホメ殺し

本書では、相手の成長を促したり、可能性を広げたり、人生を進める一助となる『ホメ出し』を中心に解説📝

これは、相手の「再生ボタン」を押すような行為です。

他方で、ときに相手の「停止ボタン」を押しかねないものとして『ホメ 殺し』を紹介しています。

過度にホメすぎることによって、あるいはホメる内容が芯を食っていないことで、相手の未来や可能性を摘み取ってしまう行為だと捉えています。つまり、量か質どちらかに問題がある場合です。

むやみやたらに相手を何度もホメたり、的外れor無理やりこじつけでホメようとしたり…

そういうのって、自然と相手に伝わってしまうものですよね。

ホメ出しは、地に足をつけながら

では、『ホメ出し』はどのようにするのが良いのでしょうか?

丁寧な観察をしたり、しかるべき魅力の第一発見を目指したり、地に足をつけながらホメ出しするべきです。
それが、結果的に相手の再生ボタンを押す「ホメ生かし」になります。

本書では、傾聴の姿勢についてもさまざま触れられています💡

大切な人の魅力を伝えるためには、「聞く」ことが大前提としてあるのだと改めて実感しました。

決して背伸びせず、”地に足をつけながら”相手の目線に立って行える人でありたいなと思うのです。

生きるとは、多くの言葉を受け取るということ

最後に、私が本書で一番大好きな澤田さんの言葉を紹介します。

「生きるとは、多くの言葉を受け取るということでもあります」

呪いの言葉がSNSで溢れる今だからこそ、祝いの言葉を贈る。意図して、い い言葉によって、いい空気をつくっていく。

自分が相手に贈る言葉は、せめて「いい言葉」であったらいいなと思います。

そのために、私はこれからも言葉と真剣に向き合いたいと思うし、たくさんの話を聞きたいなと思うのです。

最後までお読みいただきありがとうございました🍀

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