相手が何を求めているか?真剣に考える
最近、また一つ、大切な本と出会いました。
それが、今回ご紹介する井上大輔さん『マーケターのように生きろ―「あなたが必要だ」と言われ続ける人の思考と行動』です📖
「必要とされる」をテーマに、働き方や生き方についてつづられた本書。
マーケターとは違うお仕事をされている方にこそ、ぜひ手に取っていただきたい一冊です。
常に相手からスタートする
本書では、「相手をよく知り、その期待に応える」という生き方を紹介しています。
自分を表現するのではなく、人の期待に応えることを追求する生き方。
そんな生き方を「マーケターのように生きる」と、井上さんは表現しています。
私は、本書で繰り返し登場するこの考え方が好きです💡
✔マーケティング=常に相手からスタートする
そのために、まずは相手をよく知り、相手が何を求めているかに思いをめぐらせること。
そして、自分にできる 精一杯で応えようとすることがマーケティングなのです。
西野カナの歌詞づくり
「自分を表現するより、相手の役に立つを意識する」
それを体現している方の例として、西野カナさんが紹介されています📝
西野さんのこの言葉からも想像できるように、「いい歌」の定義は自分の外 にあるという考え方をされているようです。
それでは「いい歌」はどこにあるのでしょうか?
それは、西野さんの曲を聴く人の 中にあるということです。
「自分が表現したいもの」が、必ずしも「世の中に受け入れられるもの」とは限りません。
だからこそ、リスナーの声を聞き続けた西野さんがアーティストとして大成功を収めたことも、納得の結果かもししれませんね。
「貢献」を意識しよう
最後に、印象に残ったこちらをご紹介します。
✔成長したいのであれば、まず何より貢献を意識するべき
今は、昔と比べて、自分の「〇〇したい」を実現しやすい時代になっていますよね。
一方で、自己実現にとらわれ過ぎて、逆に苦しそうな人を見る機会が増えてきたように感じます。
だからこそ、「仕事の機会は、組織への貢献が大きい人にしか与えられない」ことを改めて考えたいと思うのです。
それは、会社員でもフリーランスでも、どの立場の方でも一緒なのではないでしょうか?
迷ったら、少しでも多くの方々に貢献できるものづくりを。
初心を思い出すきっかけをくれた、大切な本との出会いでした。
最後までお読みいただき、ありがとうございます🍀
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