「自分の声」と向き合う―新時代の話す力
皆さんは、自分が話している姿って好きですか?
私は、好きではありません。
なぜなら、昔から自分の声が好きではなかったからです。
だけど、ひょんなことから「30分講演」の機会をいただき、真剣に「話す」と向き合うことに。
そんな時におススメしてもらったのが、緒方憲太郎さん『新時代の話す力――君の声を自分らしく生きる武器にする』です。
日本最大級の音声プラットフォームVoicy社長・緒方さんの著書📖
今日は、本書についてご紹介します💡
「声」と「文字」、使いどころを考える
まず、印象的だったのは、この言葉📝
リモートワークが当たり前になった今、コミュニケーションの手段として「文字」と「声」、それぞれ適する場面は異なります。
例えば、このような違いがあると感じています💡
声:初めましての方と、関係を始める時
文字:業務報告・相談(「言った」「言わない」を避けたい内容)を記録に残したい時
「自分の言葉」で話すことが求められる場面
また、リーダーが自分の言葉で話し、目指す姿を伝えることが効果的な時代になっているのだそうです。
例えば、KDDI通信障害が発生した時、高橋誠社長の会見が高い評価を得ていていましたよね。
この時、もし「書面」で報告していたら?
もし、用意された原稿を読みながら報告していたら?
こんな風にして、伝えるための手段を考える時代が来ているのかもしれませんね。
自分の声、聞いてる?
さて、皆さんは自分が話している時の音声を聞くことはありますか?
本書では「話す力」を身に付ける様々なテクニックが紹介されています。
その中でも、すぐにできるのは「普段から自分の声を聞くこと」💡
一人語り、プレゼン、誰かと会話している時などを録音。
音源を聞いて、確認してみましょう📝
プレゼンなどで大勢に対して一方的に話しているときに、意味のない音を何度も発している(例)「えー」「あー」「あのー」
無意識に、同じ言葉を何度も繰り返している(例)「と思います」「個人的には」「逆に」
話すスピードが速すぎるor遅すぎる
声の大きさや抑揚がおかしい
あなたと話せて嬉しい、と伝える人でありたい
最後に、「場を和やかにする5つのアイスブレイク」の中で紹介されていたメソッドを一つご紹介して終わります📝
✔相手と話せて嬉しいと、しっかりと伝える
最初に「今日、お話しできることを楽しみにしてたんです!」と、相手にお伝えすること。
それだけで、相手に気持ちが伝わり、場があたたかまるかもしれませんね。
私も、今日から早速お伝えしようと思います!
最後までお読みいただき、ありがとうございました🍀