そのままを返すだけ。
先日、クライアントさんからメールがきて、すごく嬉しかった。
ひさしぶりにわざわざご連絡いただけた、というのも嬉しいし。
以前の最後のご連絡からのことが書かれていたり課題をふりかえって書いてくれていたりして、気持ちなどの変化が見えたような気がして嬉しい。
課題のときには、私が伴走したからできた、私がフィードバックしたから気づけた、というように書かれていたことがあったのだけど。
今回のメールで、自分でできていること、感じていること、踏み出せていること、というのにフォーカスされている気がした。
自分の力をわかって進むんだろうな、と思って。
私は関わっているけど私の力はなくて、その人が自分で力を発揮していく、そういうのを見るのが好き。
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グラフィックレコードでも、キャリアコンサルティングでも、ライティング・ライフ・プロジェクトでも、私がやっていることは同じなのだと思っている。
見たまま、聞いたまま、感じたままを、返すだけ。
グラレコは、目の前の対話とか話しとかを、見聞きしたまま紙などに描いて返すだけ。
自分が見聞きした話を紙に落として、話している人や聞いている人に改めて見せたりするだけ。
キャリコンでも、相手の話を聴いて返すだけ。
確認してみたり、問いかけたり、整理してみたり、こう聞こえたけどどうかなって見せていくだけ。
ライティング・ライフ・プロジェクトでも、クライアントさんが書いてくることを見てフィードバックするだけ。
書いてあることや行間を見て、私にはこう見えたよっていうのを見せるだけ。
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なので、私はちょっとそこに介在して見えるようにしているだけで、もともとあるものを見せているだけなのだ。
私が何かしたのでなく、私がつくったりしたのでもなくて、見てなかったものを見たりするのをサポートしているだけだと思う。
だから、私が関わって何か変わったり得られたりしたのであれば、私が見ているその人の姿とかその場の様子とかを受け取って何かをしたりした、その人の力なのだと思う。
何かが起こってよかったというなら、その人が起こしたのだと思う。
私はそこにいて見えるようにして返すだけで、鏡でいるだけだし、それをやっていたいなぁと思う。
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