Maki Rindoh

ライティング・ライフ・プロジェクトファシリテーター、キャリアコンサルタント、グラフィッ…

Maki Rindoh

ライティング・ライフ・プロジェクトファシリテーター、キャリアコンサルタント、グラフィックレコーダー。 伝えること、人の力を引き出すこと、人と人の関係性を高めること=組織力を高めることにが好きです。  #ライティング・ライフ・プロジェクト #WLP #キャリコン #グラレコ

マガジン

最近の記事

決める自由と決めていい責任。

自分のキャリアを自分で考えよう、って言うけど、自分で考えて決めるなら、自分のペースで考えたいよね?と思う。 誰かに言われて、誰かの決めた枠で、考えることじゃないじゃん? 自分に合うタイミングで、自分に合うやり方で、考えて進めるといいよね。 そう思っているのはほんとなんだけど、でも、そんな風に「自分のペースでいいよね」「やりたくなったときにやればいいよね」ってスタンスでいると、なかなかやれないっていうのも知ってる。 「やれない」というか、「やらない」というか。 やれない、

    • 「キャリア自律」っていうけども。

      自律的なキャリア、っていう考え方は、基本的には賛成だしみんながそうできるといいなぁと思っている。 自分のキャリア(自分の人生)を自分で考えて決めようよ、自分で自分のキャリアをつくろうよ、って伝えたいし、そうしたい人をサポートしたい。 というか、自分のことは自分にしか決められないし、自分しか責任もってやれないじゃん? * でも、というか だからこそ、というか 「キャリア自律って言われてるんだから面談までにキャリアプラン立ててきて」というのみたいな、急に言われたり納期を指

      • ちょっとでも進むこと。

        やりたいこととか目標とかがあるのに、すぐに動くのは難しいときってあるよね? 今やっていることと全然違うことにチャレンジしたいときとかに、スキルアップの時間が必要だったり、家族などの反対で進めなかったり、という場合とか。 家庭の事情で自分のための時間が取れないとか、経済的な事情でチャレンジする余裕がないとか。 できない理由があっても、だからってそれで諦めないで、今できる小さな一歩を探して、少しでも進めるようにできるといいよね、と思っている。 ほんの少しでも、とりあえず一歩

        • 何が「やさしい」「厳しい」だろう?

          自分に対してできないことを、人に対してやろうとするのは難しいと思う。 意識してなんとかできてるようにしても限度があるはずだと思う。 できるけどやらないのと、できないのとは全然別だしね? だから、自分にやさしくできないまま、人にだけほんとにやさしくいられるのは難しいと思うのだ。 * でも、何が「やさしい」ことで、何が「厳しい」ことなんだろう?って思う。 たとえば、つかれたから今日やるつもりのことやらないでゆっくり休もう、っていうのは、そのときは楽でつらくなくてやさしく感

        決める自由と決めていい責任。

        マガジン

        • キャリアデザイン
          217本
        • 思うこと
          816本
        • 対話と関係性と組織
          59本
        • それぞれの普通
          26本
        • 学んだことメモ
          11本
        • 何度も読みたいnote
          128本

        記事

          自分にできないことは人にもできない。

          セルフコンパッション、という言葉を最初に知ったとき、なるほどなぁ、と思った記憶がある。 コンパッションって、他人に向けてのイメージだけど、自分にも必要だよな、というのと。 自分にできないことを人にしようとするのは無理だし傲慢だよな、と思って。 人に厳しくして自分を甘やかすようなのはよくないってされて、人にやさしく自分に厳しくってしている人も多い気がするけど、どっちもバランス悪いのだと思う。 * 仕事とか何か人にサービスなどを提供するときには、自分で試してできないことを人

          自分にできないことは人にもできない。

          強みや資質を知るのなら。

          「自分の強みを知りたい」「自分の資質を知りたい」っていう人多いと思う。 特性診断、性格診断などを好きな人も多いよね? 「社員の強みやスキルを把握したい」「強みやスキルを把握しておいてそれらをうまく使ってもらいたい」って思う経営者や人事の方やマネージャーも多いと思う。 どんな強みやスキルや経験などを持っているのか管理するためのシステムを導入したりするところもあるよね? それはそれでいいんだけど、強みを知れたらそれだけでいいってものじゃない。 * 自分の強みって、自分では

          強みや資質を知るのなら。

          同じ方向を見ること。

          プロジェクトで早急に決めなければいけないことがあって、リアルで会って1日がっつり話して進めよう、と集まった。 せっかく集まるなら、ただ同じ会議室にいてモニター見て話すんじゃなくて、模造紙とか付箋とか使って、ワークショップ風に進めるように。 ひとつのテーブルに集まって、みんなで書いたり貼ったり書き足したりしながら話して、決めたかったことがだいぶ進んだし、ふんわりしていたことが具体的になって認識合わせできたように思う。 最初あまり話さず聞いているだけだった人も、途中から気にな

          同じ方向を見ること。

          自分のことを決められるのは自分だけ。

          以前からずっと「キャリアコンサルタント」っていう名称をどうにかした方がいいと思っているのだけど(国家資格だからどうにもならないけど)、キャリアコンサルタントって、「コンサルタント」って名前だけど、アドバイスする人でもベストな答えを提示してくれる人でもない。 コンサルタント、という名前だからか、相談にくる人でも、アドバイスがほしいという人も多いし、答えを提示しないとがっかりされることもある。 でも、キャリアの話じゃん? 誰とも違う、自分の人生で生き方じゃん? そんなの、ほか

          自分のことを決められるのは自分だけ。

          やりたいことの見つけ方。

          やりたいことが見つからない、と言う人はよくいるけども。 「やりたいこと」が見つからないのではなくて、「やりたい仕事(職種、業務、役割など)」が 見つからない、というだけなことが多いのではないかと思う。 趣味とか家庭のこととかプライベートのいろんなこと含めて、「やりたいこと」ってあったりしない? 仕事まるっと全部でなくても、この仕事のこんな部分は好きなんだよなぁ、ってあったりしない? 自分のライフスタイルとは合わないけど、こんな仕事が気になる、とかあったりしない? 

          やりたいことの見つけ方。

          それはあなたが決めることじゃない。

          自分でいろいろ考えて試行錯誤してやってきた、っていうマネージャーが、部下が自分でやってみていることに口出したり、部下が決めたことを修正させたりするのとか。 自分でなんでもどんどん決めて進めていく感じの方が、お子さんがどれくらいのことを想定して決められるか心配していたり、何かアドバイスすべきかを悩んでいたりするのとか。 自分で考えて動いたり決めたりすることのよさを知っているのに、自分で決めるべきだとわかってるのに、人が決めるのを待っていられなかったり、どう決めるか気になった

          それはあなたが決めることじゃない。

          わかりきれない多様さを知ること。

          人を傷つけてしまうときって、意図して傷つけるとか反射的に(自分を守るためとかに)配慮なしに発言してしまうことよりも、無意識に無知なために配慮できないことが多いと思う。 認識されるようになって気をつけなければと思われるようになった(といっても全然足りてないし逆に上から目線で配慮風にされて傷つけることもある)ジェンダーバイアスとかLGBTQとかは典型的な例だと思う。 * 先日、キャリアカウンセリングの学びの場でで多文化について学んだとき、アメリカでのたくさんのな人種について

          わかりきれない多様さを知ること。

          自分の基準を知っていること。

          自律的である、自分で決める、というのは大事だとは思う。 大事だとは思いつつも、私もできないときもやらないときもあるし、自律的にやれって言われてやるのはもやっとするけど。(自律的にやれって言われてやる時点で自律的でないし、自律っていうなら自分のペースでやり方も自由でいいじゃん?って思ってしまう。) 自分で決める、自由に決めるっていうのは、決めるのも決めないのも、どう決めるかいつ決めるかも、全部自分で好きなように決めていいってこと。 でも全部を意識的に決めてなくてもいいと思う

          自分の基準を知っていること。

          決めてないつもりでも決めている。

          決めることをいやがる人とか、決めるのが苦手だという人っているよね。 でも、決められないって言う人も、無自覚なだけで決めているのだ。 * 自分で決められない、誰かに任せる、っていう人は、その誰か(誰かたち)に委ねるって決めている。 自分は決めないっていう選択肢を選んでるってこと。 決められない、しばらくそのまま様子見、っていう人は、今決めない、先延ばしにするって決めている。 何か条件が変わったときに決めるとか、決めないといけないぎりぎりになったら決めるとか、自分の中で決

          決めてないつもりでも決めている。

          自分で決めるっていうこと。

          自分のキャリアを自分で考えるのがいやだと感じるのは、難しく考えたりするからだと思う。 自分で考えて決めることに慣れてないから余計にいやなのだとも思う。 ただ、それだけでなくて、決めたくないっていう人もいるのだろうとも思う。 自分が決めるのって、メリットもすごく多いと思うのだけど、見方によってはデメリットも多いのかな、と。 * 自分で決めたら、人のせいにして言い訳したり逃げたりできないしね? 自分で決めたんだから、やっぱりやめたいとか言いにくくなって、がんばらなきゃいけ

          自分で決めるっていうこと。

          なんで「自律的」がいやなんだろう?

          「キャリア自律」だとか「自分でキャリアプランを考えて」だとかいうときに、 「いきなり考えてって言われるようになっても困る」 「これまで指示に従うようにって言われたり、希望など関係なく業務が与えられてきたのになんで?」 などというような人が一定数いる。 「なんで自分で考えないといけないの?」って言うような人もいる。 なんで?って言っても、理由がわからないというより、難しいしめんどうだしいやだなっていう感じの、「なんで?」だと思う。 確かに急に言われたらなかなか答えられなかっ

          なんで「自律的」がいやなんだろう?

          「やりがい」って他人が定義するものじゃない。

          仕事に「やりがい」が感じられるといいよね、って言われるようになってるよね? それで、やりがいは何?って聞かれたり、やりがいがあることを見つけよう、って言われたりするのが増えていると思う。 やりがいを、と言われるようになったのは、労働力が減ってきた中で働く人を増やしたいというのが大きいし、そんな中で、やりがいがあるとモチベーションが高まって生産性が向上する、などと言われると、そんなの組織や社会の都合じゃない?って思っちゃったりもするのだけど。 でも個人的にも、どちらかという

          「やりがい」って他人が定義するものじゃない。