「辞めてもいい」と思えたから、始められる。
1年ぶりにスタエフを再開した。
ライブ配信にも挑戦中。
再開して20回。書くことは好きだけど、しゃべる方が圧倒的に楽なので、試行錯誤しながら続けていきたいものです。
他にも、以前に比べて読書や家での手作り何ちゃら、タロットリーディングも積極的にやっている今日この頃。
できている背景は様々。挑戦している周囲を見たり、誘ってくれる人がいたり。とはいえ一番は
途中で辞めちゃっていい。
と自分が納得できたからな気がしている。
先日、野本響子さんの書籍『日本人は「やめる練習」がたりてない』を読み終えた。
野本さんが住むマレーシアでは、子どもが転校することは普通にあること。何なら教師も辞めちゃう。学校の部活動では、同じ部活を続けることを良しとしない風土にあるとのことだった。
そっかと思っても、なかなか体が動かない。
ずっと日本で育ち、『継続は力なり』が重んじられた環境が染みついており『辞める=失う』と感じてしまうからである。
前職のリクルートでは辞めるのが普通。
1年、3年程度で辞める人も多々。新卒から35歳までいる人の方が少ない会社だったにも関わらず、一度も辞めたことのない自分にとっては、「やめてない」ことだけが事実だったわけで、辞めることが怖かった。
とはいえ考えてみれば、辞めることに最も抵抗があった「会社」は、辞めたことによって大きな余白が生まれ、全く別の道へ進むことができているのも事実。
野本さんのように海外に移住するという大きな環境変化をしなくとも、自分自身で変えられることはあるよね。
せめて気軽に何でも始めてみよう。
だって辞めていいんだから。
と思いながら動いてみてる。
◆
さて、ここまで書いてみて少し違うかもと思ったので軌道修正。
『日本人は「やめる練習」がたりてない』では、日本人が辞めるのに抵抗がある話題もありつつ、テーマが多岐にわたっていた。
・野本さんの自伝要素。大学からマレーシアに移住するまでの話
・怒る人だけが損をする国。寛容なマレーシア
・私たちは絶対にわかりあえない、を理解して生きる
・他人に分かりやすいストーリーづくりをしない
などなど、響くポイントが多かった。
覚えておきたいから何かアウトプットしたい。でも上手くまとめられない。
せめて、、と選んだテーマが、上の内容。
他人に話が通じるよう選んだテーマ。
他人に分かりやすいストーリーづくりを意識しただけだ。
本音は、
とても響く本だったからこそ、
一つでも何か取り入れる。実践する。
行動に移したい一冊だったということ。