誰からも悪く言われないひと
おじいさんの初盆で帰省してるにも関わらず、ゆっくり想いを馳せる余裕がなかった帰省。
お盆が終わった今頃になって、義祖父を想ってる。まだご先祖の皆々様に想いをはせるほどにはなってない。おひとりずつね。
義祖父を一言でいうと、人格者。
誰ひとりとして、悪く言われてるのを聞いたことがないし、悪く言ってるのを聞いたこともなかった。
口数が少なく、いつもニコヤかな顔をして頷いている姿。
女性陣の強さや活躍が目立つんだけど、 陰で支えるのはおじいさんだったんだな。
孫(夫の代)がたくさんいてね。
たぶん要領よく立ち回れるタイプの人(私はこっち)と、一所懸命だったり想いがまっすぐなんだけど、要領よくない不遇なタイプ(夫はこっち)の人が、他所から入ってきた私でもなんとなく分かるわけ。
表面的なことに惑わされないように、孫が平等になるように対応してくれていたなって。
葬儀の時にも聞いたことのなかったエピソードがたくさんあって、どれもが
なんでそんな人のためにできるんだろう。
と思うものだった。
今回の帰省でも、おとうさんやおかあさんが話すエピソードは、さらに裏づけされるものばかり。
『愛』ってなんだろうと思いつつ
『大きな愛』という言葉が当てはまる。
夫もとても尊敬していて、
とても可愛がってもらってて。
彼の中にはおじいさんのように人格者でありたい想いを強く感じる。
わたしの親族には、誰からも讃えられ悪く言われない人格者はひとりもいないので(笑)
祖父と長い間時間をともにした夫には、身についてるモノがあるんだろうな。
お盆終わっちゃったけど、
尊い気持ちにさせてくれたおじいさん。
ありがとう!
なんか今日はしんみりだったね。