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萩尾望都×畠中恵
しゃばけシリーズを一気読みしています。
全部読んだらnoteに書こうかなと思っていましたが、予定変更。
シリーズ第八段の「ころころろ」の本編後、「解説」とか「あとがき」が載ってるところに、著者畠中恵先生と、萩尾望都先生の対談が載ってるではありませんか…!
萩尾先生といえば私の大好きな「ポーの一族」生みの親でございます。
もう、本編より先に対談読みました。
15ページぐらいの、それほど長いものではないですが、ファンにはありがたいものでした。
「しゃばけ」シリーズ10周年&『ころころろ』文庫化記念スペシャル対談
と題してあるので、文庫版にしか収録されてないのかな?
私がだいぶ興奮した萩尾先生のセリフを引用させていただこうと思います。
この間、石田三成を題材にした宝塚の舞台を見に行ったんですね。「豊臣秀吉の側室の茶々が産んだのは、実はその家臣である石田三成との子供だった」という設定だったのですが、私はすっかりそれが史実だと思ってしまって。「知らなかった、すごい」と本気で感心していたら、一緒に見に行った青池保子さんから「何言ってるの、あれはそういう設定のフィクションですよ」とあきれられてしまって(笑)。
なにそれどういう状況⁈((((;゚Д゚)))))))
誰と誰がどこでなんちゅう会話してるの…?Σ('◉⌓◉’)
その後に畠中先生もおっしゃっておりますが、ほんとに豪華すぎる笑。
青池保子作品も大好きな私です。我が家の本棚に揃っております。
「エロイカより愛をこめて」は何回読み返したかわからん。
私は宝塚も好きだけど、そもそも初めて宝塚に行ったのは、大好きな青池保子先生の「エル・アルコン-鷹-」が宝塚で上演されると聞いたからで。
安蘭けい様がトップの頃でしたね。柚希礼音様がまだ2番手で…懐かしい…
その時期関西に住んでいた私は、それから足繁く宝塚に通うことになり、関西を離れ宝塚からは若干遠のいていた時期に「ポーの一族」と出会い、最近また宝塚を観て、思いを馳せていました。
そこにきて、この対談に出会う。
熱いわ…!
まあそこは私の個人的胸熱ポイントだったのですが、この対談、そのほかもとても面白いです。貴重なお話がいっぱい。
お二人がどんなものに着想を得てどう物語に取り入れていったかとか、SF談義とか。
この2人のかもしだす穏やかな空気感がなんとも言えず、心地よいです。
ちょっと対談に興奮しちゃってまだ「ころころろ」本編読んでないですよね。
「しゃばけ」シリーズを読んでいて、私は謎解きと妖怪が好きなんだなあと確信しました。
鳥山石燕の画集とか欲しくなっちゃってる今日この頃。
はりきって、本編読もう(╹◡╹)
以上です。