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視覚障害者が語る!舞台「ハリーポッターと呪いの子」2回目の感想

観劇に無縁だった私がまさかこの舞台をもう1度観に行くとは全く予想もしていませんでした。
でも、一回観たらもうドハマリ!
半年待って2回目を観に行くことができました。

そんなわけで今回は2回目の感想をお話ししたいと思います。
※感想にはネタバレを含んでいます。


観た作品・場所

2024年11月9日
ロンドンのPalace Theatre で、舞台「ハリーポッターと呪いの子」Harry Potter And The Cursed Childを観てきました。


ストーリー

ハリー、ロン、ハーマイオニーが
魔法界を救ってから19年後、
かつての暗闇の世を思わせる不穏な事件が
あいつぎ、人々を不安にさせていた。

魔法省で働くハリー・ポッターは
いまや三人の子の父親。

今年ホグワーツ魔法魔術学校に入学する
次男のアルバスは、
英雄の家に生まれた自分の運命に
あらがうように、
父親に反抗的な態度を取る。
幼い頃に両親を亡くした
ハリーは、父親としてうまくふるまえず、
関係を修復できずにいた。

そんな中、
アルバスは魔法学校の入学式に向かう
ホグワーツ特急の車内で、
偶然一人の少年と出会う。
彼は、父ハリーと犬猿の仲である
ドラコ・マルフォイの息子、
スコーピウスだった!


二人の出会いが引き金となり、
暗闇による支配が、
加速していく・・・。

https://www.harrypotter-stage.jp/story-characters/

↓ロンドン公演のサイト
https://uk.harrypottertheplay.com/


アクセスパフォーマンスについて

今回この日に観に行った理由は、2024年2回目のaudio descripted performance(音声ガイド)の日だったからです!

前回の音声ガイドの日にこの舞台を観てすごくよかったので、もう一回行きたいと思って、ほぼ毎日次の音声ガイドのスケジュールが出てないかチェックしてました。笑

↓ロンドン公演のアクセスパフォーマンスのスケジュールサイト
https://uk.harrypottertheplay.com/access-information/

劇場の外観。オレンジにライトアップされた建物の真ん中に、金色の文字でHarry Potter and The Cursed Child
Palace Theatre

今回は音声ガイドを使っての観劇だったので、タッチツアーにも参加しました。

座った席

音声ガイドを使っての観劇は基本的に前の方の席に座ることができます。

これも作品によって異なりますが、自分で席を選べるところもあれば、劇場側で席を決めてもらうところもあります。

呪いの子の場合は、劇場側で席を割り当ててもらう形式です。

1回目は、スケジュールがわかってから少し後にチケットを予約して、席は1回席、前から4列目の右側でした。

2回目は、早めに予約するといい席が取れるかもしれないと思って、音声ガイドの日程がわかったらすぐに予約しました。

そしたらなんと、メタクチャいい席をゲットしました。
1回席、前から4列目のど真ん中でした。

感想

ではここから感想をどんどん書いて行きます。

1回席で、2回席から4回席までを見上げるように撮った写真。劇場は少し円形になっている。
1回席のイスも含めて1回席から4回席まで全体を写した写真。
少し円形になってるのがおしゃれ!

Part One

始まる十五分前に、音声ガイドでキャラクターの衣装などの説明がありました。


この舞台は始まる前のアナウンスから面白い。
「スマホをサイレントモードにしてください。それをするのにtake a moment. 
I mean now.」
と言うアナウンスに観客からドーっと笑いが起こり、ここから舞台がスタートします。

天井には白く光る時計。その隣にぼうしが浮いている。舞台上にはスーツケースや電話ボックスなどのセット。
始まる前の舞台。
今回座った席から撮った写真です。
ど真ん中で目の前。

始まった瞬間、全身が興奮状態で包まれました。

この舞台を観に、もう一度ここに来れたと言うことがとても嬉しかったです。

Part Oneで好きなシーンは、

・アルバス、スコーピウス、デルフィが、ハリー、ロン、ハーマイオニーに変身して魔法省に入っていくシーン。

・ハリーポッターシリーズの4作目にある、3校対抗試合の時代までタイムトラベルするシーン。


変身のシーンは音声ガイドがすごくわかりやすいんです!
最初は手から変身し始めて次が頭で…みたいな感じで、音声ガイドを聞きながら、どんな状況か頭の中でイメージすることができました。

3校対抗試合のシーンでは、タイムトラベルした時に、イスが少し前後に揺れ動いているような振動を感じて面白かったです。

実は私、1回目は舞台上で実際に水が使われてるとは気づかなかったんです!

それを後から知って今回は、3校退場試合の水海の課題にタイムトラベルしたシーンで良くみてみたら、照明に反射した水が少し見えました。

なんとなくしか見えなかったけど、マントをバサーってやるシーンかっこいいなぁと思いました。

舞台上の青いスポットライトの下に階段
Part Oneの休憩時間

Part two

舞台上の真ん中に緑の垂れ幕。真ん中に顔のようなマークが会って、その後ろに、アルファベットのVと蛇の絵がある。
Part Twoが始まる前の舞台

Part Twoで好きなシーンは、

・ドラコがハリーの家に入ってきて二人で少し戦うシーン。

・デルフィを引き寄せるためにハリーがヴォルデモートに変身して、ハリーが元の姿に戻った後、舞台全体を使って戦うシーン。

この舞台では誰かが魔法を使うと、光だけではなく、音と振動も来るのでわかりやすいです。

ドラコが真面目な顔して面白いこと言うのが、面白いなぁと思いました。

表情が見えなくても、音声ガイドで表情の説明があったり、声の雰囲気でもなんとなくですが表情を予想できます。

舞台全体を使うシーンは本当にかっこいいなぁと思いました。

炎とみどりの閃光が飛び交う舞台上は、1回目もそうでしたが、2回目でも思わす、わぁ!と声が漏れてしまいました。

このシーンでは熱い風が飛んでくるので、肌で魔法を感じられてすごく良かったです。

ちなみに私は1回席の通路側に座っていたので、ヴォルデモートがハリーの両親を殺害しに行くシーンで、ヴォルデモートが客席に降りてきたのが見えました。

まとめ

劇場の外観。薄い青にライトアップされた建物の真ん中に、金色の文字でHarry Potter And The Cursed Child
夜のPalace Theatre

ハリーポッターと呪いの子は、書ききれないほどたくさんのステキな演技や演出がある舞台作品でした。

この作品全てが本当に素晴らしかったです!

音声ガイドの日にぜひまた観に行きたいと思います!

最後まで読んでくださりありがとうございました。

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