#45 ~びっくりやさんの子供部屋レイアウト!ギフティッド(ギフテッド)特性?~
ギフティッドチャイルドの特徴として、OE と呼ばれるものがあります。
OEとはOverexcitabilities、過度激動のことで、
これは簡単に言うと、外部からの感覚情報に強く反応する特性。
Wikipediaによると以下です。
精神科医のドンブロフスキによると、OEは下記の5つに区分けされます。
精神運動性OE
知覚性OE
想像性OE
知性OE
感情性OE
我が子もいくつかのOE+HSP(HSC)があり、感覚がとびきり敏感!
びっくりやさんなので、急に触られたり声を掛けられたりすると、オーバーアクションで驚くことがあります。
例えば、夜中に洗面所などで鉢合わせしようものなら、もう大変。
「人間は驚くと本当に飛び上がる」と言うことを、私は子育てを通して初めて知りました(笑)
そんな我が子は自分の特性を理解してから、
「なるべく自分の後ろには立たないで欲しい」と言うようになりました。
。。。。。
「ゴルゴ13かっ!」
Σ(・□・;)
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そんなびっくりやさんの子供部屋のレイアウトは・・・スクール形式!
以前は例えば下記の様に、家具の高さや幅を合わせるレイアウト。
部屋が広く使える様、部屋全体がスッキリ見える様、家具を配置していたのですが......
机に向かった時にドアが背面や側面に来るため、リラックス出来なかったようなのです。
そこで考えたのがスクール形式!
ドアを先生の位置と仮定して、家具を授業を受ける生徒の机の様に配置することにしました。
「通路が狭い」「導線が長い」「掃除が面倒」
家具を壁に付けて配置しないので部屋が狭く感じる。
空間が家具によっていくつかの狭い廊下の様に区切られるため広いスペースが無い。
デメリットも多いこのレイアウトは、よくある家具配置のセオリーからは外れているかもしれません。
私も子供に提案されるまでは、考えたこともありませんでした。
しかし,
いざ模様替えしてみると、我が子は快適な様子。
「部屋のどこに座っていても正面にドアが見えるから落ち着く」と言うのです。
確かに。
言われてみれば「ホラー映画を見てしまった日など、洗髪時に背後が気になる」なんて事、誰でもありますよね。
背後を気にしなくてよいと言うのは、意外と安心感につながるかも。
この様に、今まで考えたことも無かった発想の気付きと、問題解決へのアプローチ!
私が我が子を面白いと感じるのはこんな時です。
孤独や困難も多くあるギフティッド子育てですが、どうせなら子供の発想を楽しんでいきましょう!
保護者の新しい価値観の扉が開く瞬間があるかもしれません。
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ギフティッドチャイルドの子育て、不登校、留学を通して我が家が選択してきたアレコレを綴っています。
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