人が隠す、2種類の本音。
2024年2月。
久々の投稿となりましたが、新年を明けて、あっという間の2月!
月の初めということもあり、久々に自分の気持ちや想いを綴ってみたいと思います。
「人が隠す、2種類の本音」。
最近特に感じる、このテーマで今日は話したいなって思います。
突然ですが、みなさん、
「自分の本音、言えてますか?」
「本音、言える相手っていますか?」
本音言えてるよ〜
友達に、会社の信頼できる人に!って。
以前の私も、そんな感じで思ってました。
でも最近考えていた「本音」の種類についてあえて言語化してみたいなって思った今日なんです。
今回はあえて、積極的に外に出さない「自分の本音」について。
最後まで、読んでもらえたら嬉しいです。
「愚痴」と「弱音」
人が隠す本音の2種類。
あえて言語化すると、これかなって。
だいたいの本音って、何か嬉しくないことが起こったときに、
「ねぇねぇ聞いてよ!」って、嫌だったこと、腹がたったこと、誰かに対する苛立ちとか、矢印がどちらかというと「誰か」や「何か」に向いてる。
一言では当てはめるのが難しいかもしれないけれど、あえて一言で言うならば「愚痴」。自分が会社員時代の時は、仲間内に愚痴って、あー出した出した!って。お酒飲んで気分転換して、翌日出社!この流れを繰り返してました。笑
でもストレスマネジメントの本質って、もっと深いところにあるなと、メンタルコーチ業をして常々感じるようになり。
ストレス発散は!?
お茶する!お酒のむ!おもいっきり遊びまくる!走る!
色々あると思います。
もちろんこれもよし!
でも、それを繰り返しても、体調が思わしくなかったり、なんか気持ちが沈むことが多くなったり。
あるいは、そもそも何かする、ってこと自体体が動かないことだってね。
弱音を吐くな、ポジティブであれ、の落とし穴。
学生時代は、体育会環境で生きてきた私。
(今もその魂は健在かもしれません爆。)
やることはやるに決まってる!弱音吐く暇あるなら努力せい!やらなきゃ負ける!涙なんて流したら自分ダサすぎる。自分に負けるな。いつまでもぐだぐだ言うても仕方ない!ってね。
常に、自分を奮い正して前を向き続けるのが当たり前。
弱音吐く暇も、その考えすらなかったのかもしれません。
ほんと、それってすごいことですよね。
今もそうやって頑張っている人がたくさんいると思う。「すごいんだよ!よく頑張ってる!」ってほんと自分に言ってあげてほしい。
結果とか、評価とか、誰かに負けないとか、
そういう気持ちって、やっぱりめちゃくちゃパワーあるから、特に結果を求められる世界にいる人って大事な力だと思う。
でも、そこに自分の「心」が置き去りになってしまうと、
思考ばかり働いて外側に反応する自分だけで生きてしまうと
自分の大切な心や体が犠牲になってしまうことがあるということ。
弱音を出す価値。
不安、恐怖、恐れ。
その正体って、実は自分では得体が知れなかったり。何となくわかった理解しているつもりになってることがほとんど。
輪郭がなく、すごく漠然と、自分の目の前に常にあって、常に不安に意識を向かせる厄介なやつ。
これを見ないようにって、遠ざけようって、一生懸命言葉を変えて、ポジティブに目を向けて。でも、またすぐにやってくる厄介者。
よく分からない不安が、より不安の渦を大きくしますよね。
「自分を話す場」の価値。
メンタルを学び、コーチングスキルのトレーニングを重ね、
「聴く」とは何か、その価値・本質について、学び続けています。
コーチングでの「聴く」とは、
自分のジャッジを一切手放します。
その人の全てを受けとめる。好き、嫌いもなく、良い、悪いもなく、アドバイスも一切しない。(ティーチング要素が含まれるスポーツ分野の「コーチ」の職種と異なる点があると思います)
全身全霊でその人を受けとめ、完全なる安心安全な場をつくることに徹します。そのためのトレーニングし続けています。
そんな空間、相手だからこそ、普段誰にも言えないこと、心配させたくないから近い人にこそ言えない不安や葛藤、悩み。自分のダサさ。弱音が言える場となる。
不思議なことに、人って色々吐き出すと、ちょっと自分のことを客観的に見れるようになるんですよね。
今の自分に少し距離を置いて見れるというか、自分のダサさがちょっと愛おしく思えたり。パンパンだった心にスペース(心の余裕、ゆとり)が生まれる。
そこに初めて光がさしこむようになって。
「ああそうか、」って自分に気付けたり。
本当の意味でのポジティブ思考が働き、主体性が発揮されていくのです。
愚痴レベルの本音は矢印が外側に向いている。(自分の経験上、その多くが一時しのぎの発散)
でも、弱音の意味の本音は完全なる自分の心の声との向き合いで、自分を理解しながらうまく吐き出せると、手放し、解放ができる。
でもこれがやっぱり慣れてない、認めない、できない人がほとんど。そもそも一人では難しい作業。
※コーチによっても、「コーチング」に重きを置いているか「ティーチング」をメインとしているかによりその時間の使われ方は異なります。
様々な方とお話しさせていただき、
その方の「悩みが光に変わるような瞬間」。
「やってみます!」「がんばります笑」って、顔つきが変わり、ご自身の心との繋がりを思い出し、一致した喜びを共に実感できることが何より嬉しく。
これからも自分にできる社会への貢献を、自分らしい表現を楽しみながら。進んでいきたいと思います。
「使命」と「運命」
私という人間。
10代、とにかくやるべきことを必死にやり続けた。
20代、世間体の「すごい」「素晴らしい」「外側の見せかけ」に追いつこうと必死に自分磨き。
30代、自分迷子。中盤で自己投資しまくり。後半、心のカラクリの謎が遂に解け、様々な学びが一気に繋がりだす。
そしてここから。
自分の心と繋がることを忘れず、自分のこれからの命を何に使うのか。
使命を考え、自分が何に向けて「命を運ぶ」のか。
これからも、自分と、目の前の方一人一人としっかり向き合っていきたい。
運命は決まっているという考えより、「自ら運ぶ」考えが好きです。
最後までありがとうございました!
こんな暖かい2月があってよいのか!!ポカポカだ〜
ではでは!Chiaki.
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