バーンアウト(燃え尽き症候群)に陥ってしまう3つの原因
みなさんこんにちは!
「全ての人が自信に満ち溢れている世界を創る」をビジョンにスポーツメンタルコーチを目指すよしです
今回は
「バーンアウト(燃え尽き症候群)に陥ってしまう3つ原因」
について解説していきます
あなたは
「バーンアウトに陥ってしまう原因がわからない」
「結果を出すことができたのに燃え尽きてしまった」
このように思ったことはないでしょうか?
せっかく結果を出すことができたのに
競技に対する情熱がなくなってしまったと感じる人も多いと思います
実は、バーンアウトに陥る人にはある原因があるんです
この原因がわかればすぐに解決するんですが
これを知らずに悩んでいる人も多いです
そこで今回は
「バーンアウトに陥ってしまう3つの原因」
について解説していきます
今回の記事を読むことで
1.バーンアウトに陥ってしまう原因
2.バーンアウトに陥る人の特徴
についてわかりますのでぜひ最後まで読んでいってください
このアカウントでは
スポーツメンタルを強化する科学的方法論やスポーツ心理学で勝利を掴むマインドセットについて
脳科学や心理学に基づいて科学的に解説する記事を投稿しています
是非フォローやプロフィールページの公式LINE登録もよろしくお願いいたします
それでは早速本題に入っていきます
バーンアウトに陥ってしまう原因① 結果目標だけを立てている
バーンアウトに陥ってしまう人の原因は
「結果を出すことだけを目標にして頑張っている」ことにあります
例えば、プロアスリートとして活動する選手が
オリンピックで金メダルを取るという目標だけを立てていたとしたらどうなると思いますか?
当然オリンピックで金メダルを獲得するために必死に練習をすると思いますが
もしオリンピックで金メダルを取ったとしたら競技に燃え尽きてしまうことになってしまうんですね
ではバーンアウトにならないためにはどうすれば良いのか?というと
オリンピックで金メダルを取るという結果目標だけではなく
自身の成長を見込める行動目標を設定する必要があるんですね
これはダブルゴールという考え方で
優勝することや金メダルを取ることという結果目標を立てることも当然大切なことなのですが
その結果目標を達成するためにやるべきことを決める行動目標も設定する必要があるんですね
例えば、私は大学時代バスケットボールサークルに所属していて
サークルのリーグ戦や大会が年間を通して開催されていました
この時に「優勝する」という結果目標を立てていましたが
1試合で5アシストすることや最低でも10点は決めるという個人の目標も立てていたんですね
その当時はダブルゴールという言葉を知らなかったのですが
自然と結果目標と行動目標を立てることができていたおかげでバーンアウトに陥らずに済んだんですね
このように結果目標という大きな目標と
行動目標という結果目標を達成するためのチェックポイントのような役割をする小さな目標の両方を立てることが大切ということです
さらに、チームの目標としての結果目標と行動目標
個人の目標としての結果目標と行動目標
というチームと個人でそれぞれ目標を立てておくとバーンアウトに陥らずに競技することができるのではないかと考えています
例えば、元体操日本代表の内村航平選手は
オリンピックや世界選手権で金メダルを何度も獲得していますが
彼は金メダルを取るという結果目標と美しい体操をするという行動目標を立てていたといいます
美しい体操をするという行動目標は自身の成長に確実につながります
毎回同じ演技をすることは不可能ですが
美しい体操をするという目標を持っているだけでその日のベストな競技ができるということなんですね
つまり、結果目標という大きい目標だけではなく
行動目標という結果目標を達成するための小さな目標をいくつも立てておくことが必要ということです
ですから、もしあなたが結果目標だけしか立てていないのであれば
自身の成長を促す行動目標も立てるようにしましょう
バーンアウトに陥ってしまう原因② 完璧主義
バーンアウトに陥ってしまう原因の2つ目は「完璧主義である」ということです
「スポーツをする上で完璧でいることって大切じゃないの?」と思った方もいるかもしれません
もちろん完璧でいることに越したことはありませんが
完璧にスポーツをできる人なんてこの世に存在しないんですね
例えば、NBAで活躍するバスケットボール選手は1試合で3ポイントを10本中4本決めることができれば優秀な選手と言われます
逆に言えば10回中6回は失敗しているということです
バスケットボールの神様と言われたマイケルジョーダンも下記のような言葉を残しています
このようにどれだけ素晴らしい選手でも失敗はしてきているんですね
だからこそ、何十年も活躍することができたのではないかと思います
また、私自身も完璧主義な性格だとは思いますが
どれだけ完璧に物事をこなしたとしてもそれが相手にとっては完璧ではないことって往々にあるんですね
例えば、このブログを書いていて完璧に書こうと思って書いたとしても読者から見たら完璧ではないことってあると思います
このように自分では完璧だとしても他人にとっては完璧ではないことがよく起こるんですね
これがスポーツにおいて完璧に競技をすることができたと感じた時に燃え尽きてしまうことが起きやすいんです
例えば、1つ目に解説した結果目標と同じように完璧を求めて結果を出せた時に
「自分は何を目指してきたのだろうか?」
「今後どのようなことをしていけばいいのだろうか?」
という感情を抱いてしまうことがあるんですね
つまり、完璧を求めれば求めるほどバーンアウトになりやすいということです
ですから、完璧にやろうと考えるのではなくて
自分が成長するためにはどうすればいいのか?
ということを考えるようにしましょう
バーンアウトに陥ってしまう原因③ 周りの期待に応えようとしている
バーンアウトに陥ってしまう原因の3つ目は「周りの期待に応えようとしている」です
これはジュニアアスリートによくありがちなことなのですが
親や監督から「頑張れ」とか「諦めるな」など言われることって多いと思います
もちろん、そのような掛け声は非常に大切ですが
そのようなことばかり伝えてしまうと
子供たちは
「親や監督の期待に答えなければならない」
「ミスしてはいけない」
という無意識の思考を持ってしまうんですね
スポーツではないのですが私の経験を少しお話しします
私は母子家庭で3兄弟の末っ子に生まれたのですが
母親から「一生懸命勉強して良い大学に入って公務員になりなさい」というようなことをよく言われていました
最初は公務員になるために勉強していたのですが
大学に入り、しばらく経ってくると「なぜ親の言いなりにならなければいけないのか?」という感情を抱くようになったんですね
結局、公務員にはならなかったのですが
親の期待に応えなければならないと思い
民間企業に就職しました
しかし、会社が合わずに1年ほどで辞めてしまったんですね
その時に母親から「正社員で働きなさい」ということを伝えられましたが
私は正社員でいることに違和感を感じたんです
なぜ正社員がいいのか?
なぜ正社員が正しいというような言い方をするのか?
このような疑問を持っていました
つまり、周りの期待に応えようとすることは自分が本当にやりたいと思う自分軸思考ではなく
〜しなければならないという他人軸思考になってしまうということなんですね
これは外発的動機や内発的動機と言われることがあります
外発的動機とは先程述べたような
「〜しなければならない」
「期待に応えなければならない」
などの他人軸思考を意味します
内発的動機とは
「〜がしたい」
「自分はこれをやりたい」
などの自分軸思考を意味します
「親の期待に応えなければならない」
「結果を出さなければならない」
というような外発的動機でスポーツをしていればどこかでバーンアウトしてしまう可能性が高くなるんです
反対に
「成長できる実感があることが楽しい」
「もっと練習したい」
というような内発的動機でスポーツをしていればバーンアウトになることは少なくなるということです
つまり、外発的動機を持つのではなく
内発的動機を意識することが大切なんですね
ですから、バーンアウトの可能性を低くするために内発的動機を意識するようにしましょう
今回は
「バーンアウト(燃え尽き症候群)に陥ってしまう3つ原因」
について解説しました
3つの原因としては
①結果目標だけ立てている
②完璧主義
③周りの期待に応えようとしている
この3つを紹介しました
「バーンアウト」について悩んでいた人はぜひこの記事を参考にしてみてください!
それでは最後まで読んでいただきありがとうございました!
【期間限定】
無料LINE登録で10個のプレゼント!🔽
https://lin.ee/T4tWW2dV
✅試合前の緊張をほぐす7つの方法
✅スランプに陥る5つの原因
✅スランプを克服する5つの方法
✅スポーツにおけるスキルとメンタルの関係性
✅ダブルゴールを設定するメリット
✅努力は夢中に勝てない
✅フロー状態に入る3つの方法
✅メンタルが強い人の3つの特徴
✅【アンガーマネジメント】怒りをコントロールする技術
✅完璧主義の落とし穴とは?