公認心理師協会のSNSを利用した情報発信における留意点の文書を読んで倫理違反について考えたこと
公認心理師協会の「ソーシャルネットワーキングサービス(SNS)を利用した情報発信における留意点」を読んだ。
そこでは下記の内容が明示されている。
以前、担当の心理士Kからこんなメールが届いたことがある。
このようなメールが届いた背景には、私のツイートがある。
痛いとこをついてしまったんだろうな。見当違いならわざわざ反応しないだろうし。
これを書いた私も私だが、2019年当時は匿名アカウントでTwitterを運用していたのでそこまでする心理士が居るのかと驚愕した。別に見ててもいいけど、直接言うなよと。
流石にダメージが大きくて、某学会の大学教授の先生や複数のお医者さんや心理士にも意見を伺ったけれど「Kさんも未熟だった」とか「よくある話」だとか言われて結局どいつもこいつも治療者の味方かと傷が深まったのでこの心理士を知らない第三者にジャッジしてほしいと考え、2021年4月に臨床心理士会の資格認定協会に申し立てた。それから音沙汰はないけれど。
ちなみに公認心理師会にもあわせて申し立てようと思って問い合わせたけどできたばかりの資格だから申し立てるところはないと回答をもらい呆れた記憶がある。
まずこの心理士Kに診てもらうことになった背景はすこし複雑だったりする。
当時通っていたクリニックの主治医に「トラウマ治したい?」と聞かれたので「治したい」と言ったところからはじまる。トラウマ治療をしているという家から近いクリニックに行ったら、「私は最近やりはじめたばかりできっとあなたを治せない。いい先生がいる」とその心理士Kのいるクリニックに紹介された。半年だか1年だか通っていたタイミングで心理士Kのいるクリニックの医師との治療契約に同意することができず、もともと通院していたクリニックに戻ることになった。その後、1回は心理士Kのいるクリニックに行ったが、医師から改めて治療契約を文書で提示された。
” 契約とはお互いが納得して結ぶもの”だと思っているので一方的に突きつけられたその内容に納得できず、でも納得できてないことを医師に伝えられる信頼関係も形成できておらず、行くのをやめる選択をした。
そのときに心理士が紹介元であるクリニックの医師に事情を説明してくださったようで、Kが勤務先クリニックの業務を終えたあと、紹介元のクリニックの診療が終わってから週 1 回 50 分7650 円でカウンセリングを行えることになった。最初の頃はもう感謝しかなかったし、よくなっていくためにがんばりたいと思った。
でも、始まって3〜4ヶ月経った頃にKがそこに転職することになった。そこまでなら別にいい。が、もともと約束していたぼくたちの予約に医師が他の人の予約を入れていてぼくとの約束が守られないことになった。
そのときに心理士Kは「(医者に)怒っていいよ」と言ってきた。
ぼくは"違うやん。そこはKが交渉するところやろ"と思った。Kが医者に言えないから、ぼくに対して医者に怒っていいよと伝え、ぼくに伝えさせようとしているゾこれはと瞬間的に思った。その時にも言ったけどはぐらかされて気持ちの整理がつかなかったから投影すんな、ちゃんとワークスルーしろよとツイートしちゃった。にしてもまさか見られてるとは思ってなかったなあ。
きっと今もまだコソコソ見てるんだろうけどぼくは性格が悪いので、あのツイートを撤回するつもりもなかった。勝手に見て勝手に傷つかれても、知らんがな。
でも、この心理士Kが今も何食わぬ顔でそのクリニックで働いていることについては解せないけど。
ただ、同じような構造のの二次被害って多いよなと思っている。これまで耳にした二次被害は被支援者から支援者になんらかの指摘があったとき、支援者が被支援者にFightの形で表出していた。このFightはFreezeやFlightで表出されることもあるけれど肌感的に多いのはFightかFlightかな。こちらとしてはSV受けるなりなんなりして、ただただ専門職として関わってほしい。ただ、このような出来事が起きたときに支援者も被支援者もお互い自分にベクトルを向けることができたら共にPTG(外傷後成長)に繋がるんだと思うし、終結できるレベルに達するんだと思う。
ぼくは、二次被害に至っては本気でなくせると思っている。というかなくさなきゃいけない。専門職でも人間なんだから失敗することもあるという声も聞こえてきそうだけど、それを言うならやめればいいと思う。被支援者の前に立つときは、人間である前に専門職だ。そんなところで人間出さなくていい。プライベートで出してくれ。
春から一度現場を離れて虐待どっともおやすみしてIT企業に転職するけど、そのあとにもしまた対人援助の職に就くとしたら自分自身も肝に銘じたい。