くー先生となみみの相談室3〜血と美肌の関係性〜
おはようございます。maison de megri の養生漢方コンシェルジュ、ナースのなみみです。今回は「血」のお話。血が足りないと貧血・・・というイメージがありますが、実は、「血」がお肌に与える影響って意外と大きいんです。そんなお話。
血?けつ??
なみみ「先生、最近手荒れがひどくて・・手荒れは職業柄仕方ないんですがなんだか今年の冬はかかとのひび割れがひどいんです。」
くー「それは『けつ』が足りてないか、巡っていないからでしょうね。中医学では『血』のことを『けつ』と呼びます。」
なみみ「血ですか・・・貧血ではないし、血圧も普通なので、足りてるし、巡ってると思ってました。」
くー「なみみさんは看護師なので西洋医学的な捉え方なんですね。中医学では『血』は血管内にあるもので、全身を巡って栄養を与えるもの、と定義されているのですよ。」
なみみ「そうなんですね!『血』は栄養を全身に運ぶ・・・」
くー「そうです。だから『血』が足りなかったり巡っていないと、体の先に栄養が行きわたらなくて、手足がカサカサになるんですよ。」
なみみ「今まで貧血の値や赤血球、白血球の値ばかり見てきたけど、それに加えて『足りているのか、巡っているのか』についても考えていきます!」
スマホ見すぎも「血」に関係する⁉
くー「『血』を増やすことは、お肌のツヤをよくしたり、髪のツヤをよくすることにもつながるんですよ。」
なみみ「素敵!『血』は体の中にある美容液みたいなものですね。」
くー「あ、あと目を使いすぎると血を消耗するので、スマホの見過ぎはほどほどにね」
なみみ「先生・・・ それが一番難しいです(笑)」
メガショボショボシマス チガタリテマセン・・・
スマホヤリスギダメデスワン
(柴犬小夏 推定88歳)
今日の相談室からお伝えしたいこと
西洋医学では「血の質」(貧血があるかないかなど)が問題になりますが、中医学では「血」そのもの と 「血の巡り」 が重要になってきます。
中医学の「血」の働きは
全身に栄養を行きわたらせ、内臓の動きを助ける
暖かな液体で体を温める
肌や髪をつややかに保つ
精神を安定させる などです。
高価な美容液よりも「血」の量を増やし、巡りを整えることが肌や髪には必要ですね。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?