舌の苔が気になる→磨かずとも改善します【ワタシスキャン#036】
こんばんは。養生や漢方などを取り入れてごきげんな明日のワタシをみつける「maison de megri」養生漢方コンシェルジュのmagです。
これまで過去の記事で、舌のふちにキザギザがある、舌の裏の血管がしっかり見える、舌の表面にひびが入っている、色がピンクより赤い・紫・白い、舌の大きさや舌先の赤さ(…いやこんなにあるのかよ…)についてお話してきましたが、今日は一応最後!舌の苔。
これって別にないほうがいいわけでも、あったら磨けばいいわけでもなくて、カラダからのサイン。体質が改善すれば、舌なんか磨かなくても改善します。
ソムリエという舌が商売道具の私からしたら、変に舌を磨いて味蕾を傷つけて味が感じにくくなったら大変…こわいこわい
さぁ、舌の苔、見てみましょう。
ワタシを知ろう、舌の苔の色と厚さ。
正常な舌の苔は、薄く白っぽい苔がある状態ですが…
まずは苔がほぼない状態。きれいな舌!と言いたくなるかもしれないですが、これは潤い不足や、エネルギー不足かも。疲れやすい、便秘などないですか?この体質の場合、苔はあるけど部分的にはがれて地図のようになっている方もいるそう。
また、苔がこんな色の人いるん?!って思うかもしれないですが、イラストのような黄色や黒っぽい色になる方もいます。
特に多いのは、白い苔が全体に広がっている人。これは冷えのサイン。
実は、苔の色は冷えていると白、熱がこもりすぎると黒に変色していくのです…なにそれ!冷え→熱は、白→黄→茶(黒っぽい)とグラデーション。
白っぽい人は冷えからくる不調、黄色っぽい人は熱がこもることからくる不調があるかも。
また、舌の色が見えないぐらい分厚い苔は、体の中に余計なものが多いから。食べすぎ、飲みすぎじゃないですか?
もし「そんな食べてへんのにめっちゃ苔が厚い!」って方は、あなたのキャパを超えている(脾≒胃腸があんまり強くない)かも。
よく噛む、冷たいものや甘いもの、油っこいものなど脾にとって「消化すんのしんどいわー」ってなるものの食べすぎに注意。
ついでに舌の潤いも見てみよう
舌全体が乾いている方は、いわゆる潤い不足。水飲めば治るんか!と思ったそこのあなた、過去の記事でナースのなみみがお話ししていますので、チェック。もちろん脱水で肌が乾燥する場合もありますが、食事をしっかりとれている方で舌が渇いている方は、水飲んでもどうにもならんかも。
水を飲めば潤う・・わけではない!【くー先生となみみの相談室#004】
全体的にほんのり潤っている状態が理想です(^^)
舌からわかる、ワタシのカラダ
いやーーー舌からのサインがめっちゃあるから、自分のことを見つめなおすうえで必須のお話だわ、と思って書きはじめた舌診シリーズでしたが、思いのほか内容が多い!笑
出そろったので、次回まとめて復習しましょ。
ついでに、舌からわかる体質ごとの対策についての記事も準備中。
以上、前回の漢方相談で「まだ紫ですけど、歯の痕がなくなってきていい感じですね(^^)」と言われたmagでした。喜んでいいやら悲しんでいいやら。
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