
小さな自信が積み重なって今がある
2023年9月12日 晴れ
昨夜、一人、本を読んでいたら、寝たはずの長女が、泣きながらリビングに来た。
私「どうした?」
長女「クロール怖い、、」
溺れるのが怖いって泣いて起きてくるぐらいだから、まぁ、今はよっぽど自信がないのだろう。
一年前、長女が「クロールを泳げるようになりたい」と言って、通い始めたスイミングスクール。
先日、少し苦労した背泳ぎのテストをクリアして、念願のクロールへと進んだわけだが、今度は、<息継ぎ>が、想像以上に難しいようだ。
でも、背泳ぎで苦労したときも、「背泳ぎ苦しいから、辞めたい」って、同じことを言っていたのが記憶に新しい。
そのとき、迷いながらも、少し厳しい声をかけて、背中を押してみたら、乗り越えて帰ってきて、彼女が見せた笑顔は忘れない。
今回は、どう声をかけようか?
毎回、悩む局面だが、私の言葉で彼女の気持ちを動かそう、なんておこがましい考えは捨てて、ただ抱きしめて、対話をする。
保育園時代、口元のほくろをイジられて悲しい思いをしたときも、逆上がりができなくて悔しい思いをしたときも、お絵描き辞めたいと言ったときも、背泳ぎを辞めたいと言ったときも、いつも長女は逃げないで、乗り越えてきたことを知っている。
乗り越えた先に見える景色を長女は知っているはずで、今回もまた頑張ってみたらいいんじゃないか、もちろん私にできるかぎりのサポートはするよと、まあ、自分のことは棚に上げて、偉そうにそんな話をした。
あと、4歳の頃に通っていたピアノ教室も、当時の長女の気持ちを尊重して、サラッと辞めてしまったけれど、いまピアノに興味を示す長女の姿を見ると、あのとき、もう少し頑張ってみれば?と、背中を押しても良かったかもと、思ったりすることも。
基本、でも怖いんだよーと言いながら、泣きながら話を聞いていた長女だけど、昔から壁を乗り越えてきたでしょ?って話のなかでは、強くうなずいていたようだった。
小さな自信が積み重なって、今があるんだよね。
最終、「今度のプールのあと、息継ぎができるようになるまで、パパと練習したい」と言うので、「もちろんOKだ!」と、久しぶりに指切りしてお約束。
また一つ壁を乗り越えていきましょう!
お前(自分)も頑張れ!ってところで。


いいなと思ったら応援しよう!
