なんでもできる【子どもたちとの毎朝#263】
2022年11月9日 晴れ
昨日、調子の優れない私が、なにもせずにいても、子どもたちは、遅刻しないように、時間を気にしながら、自分たちで身支度をしていた話を書いた。
で、きっと、朝ご飯だって、放っておけば、自分たちでパンでも焼いて食べるだろうとも書いたが、今朝、調子の上向いてきた私は、実際に<トースター>と<電子レンジ>の使い方を教えることにした。
パンは、冷凍されていて、トースターで焼くだけ。
冷蔵庫にある残り物などは、電子レンジでボタン一つで温められる。
簡単でしょ?というと、うなずいた。
でも、温めたあとは熱くなりすぎるときがあるから気をつけてね、というと、「しましまのやつ使うんだよね!」と次女。
我が家の<鍋つかみ>は確かにシマシマだ。
次女もよく観察していてよい。
もうできないことなんてないんじゃない?と問うと、長女が「あるよ」と言った。
なに?と聞くと、「料理と逆上がり」だって。
なるほど、まだ逆上がりができないことを気にしてるんだね。
振り返ってみると、長女が「逆上がりがしたいんだ」と初めて言ったのは、2022年1月21日で、もう一年近く前になることに驚いた。
で、前回りができたのが、3月28日。
次女も一緒に前回りができるようになったのがおもしろかったんだった。
これ以来、鉄棒から遠ざかっている姉妹。
前回りも恐怖心に打ち勝つことにそれなりに苦労したため、諦めず練習すればできるようになるちょっとした達成感を味わって、一定満足したんだろうなと思っていた。
でも、まだ逆上がりができないことを気にしているんだと、半年以上の時を経て知った。
長女が言った<できないこと>を受けて、「料理も逆上がりも、練習すればできるようになることは、長女はもう知ってるでしょう」と言って、話を終えた。
短い言葉で伝えたとき、どこか遠い目をして、考える子どもたちの表情が好きだ。
いただいたサポートは、もちろん未来ある子どもたちへ投資します。 もしサポートをいただけたら、具体的にどう子どもたちに投資し、それによってどう子どもたちが成長していったかの記録をしていくのもいいかもしれません。