ある日突然、仕事に行けなくなった経験ありませんか?
こんにちは。
NAMIDAサポート協会カウンセラーのmaikoです。
なんてことない毎日。家と仕事の往復。
“普通”に毎日過ごしていたはずなのに…
朝起きたら体が動かない。
仕事に行かないと…でも体が動かない。行けない…
こんな経験ありませんか?
過去、私は2つの会社でそのようなことがありました。
どちらもある日突然急に行けなくなり、そのまま退職しました。
1社目でそうなったので、2社目こそは…と思っていたら
2社目でも全く同じことが起きました。
昨日まで“普通”に仕事に行けてたのに…
“普通”だと思ってたのに…
では、なぜ私は突然仕事に行けなくなってしまったのでしょう?
(当時は精神科で、うつ病・双極性障害・適応障害・不安障害、などと診断されました。)
テープ式心理学では、そのような状態を【休憩が必要だった】(“3ステップ状態”→また別記事で説明します)と考えます。
職場での私は、
◎いつも笑顔で明るく元気
◎どんな仕事でも断らず、快く引き受ける
◎悩みがなさそうな雰囲気
◎人が嫌がる仕事を率先してやる
というイメージだったと思います。
(だから私が急に会社に行けなくなった時は、職場の方々は皆びっくりしていました。。。え?あの人が鬱?信じられない!と。)
でも、それが限界だったんです。
そのような“理想の私”でいることが。
だから私は強制的に【休憩】に入りました。
本当の私の気持ちは下記のような状態でした。
◎いつも笑顔で明るく元気
→本当はとても落ち込んでいる時でも無理にでも笑顔、苦しい
◎どんな仕事でも断らず、快く引き受ける
→本当は断りたくても、断ったら嫌われそうで・私の価値が無くなりそうで断れない、苦しい
◎悩みがなさそうな雰囲気
→悩みがあると心配されたら皆に迷惑がかかるので、いつでも明るく振舞う、本当は悩みもあるし苦しい
◎人が嫌がる仕事を率先してやる
→嫌な仕事を人にやらせることが申し訳ない、だから私がやる、でも本当は苦しい
このように、全てが苦しくなっていました。
ではなぜ、こんなにも苦しいのに、強制終了になるまで“理想の私”でいることをやめられなかったのでしょうか?
それはネガティブな思い込み(ガムテープ)があったからです。
(テープ式心理学ではネガティブな思い込みのことを“ガムテープ”と呼びます。)
この、過去の私の場合のガムテープは何でしょうか?
①断ったら嫌われそう・私の価値が無くなりそう
→嫌われて、必要とされなくなった私には価値が無いと感じる
②皆に迷惑がかかる
→迷惑をかけると、そんな私は必要無いと無価値感を感じる
③人にやらせることが申し訳ない
→私は無価値な人間なので、嫌な仕事は私がやるのが当たり前
上記の分析から、私には【無価値感】のガムテープがあったと考えます。
◎いつも笑顔で明るく元気じゃないと
私には価値が無い
◎どんな仕事でも断らず、快く引き受けないと私には価値が無い
◎悩みがなさそうな雰囲気じゃないと
私には価値が無い
◎人が嫌がる仕事を率先してやらないと
私には価値が無い
このように、本気で、深く思い込んでいました。
だから、このような“理想の自分”じゃないと、職場で生きていけなかったのです。
どんなに無理をしてでも“理想の自分”を保たないと、職場で生きていけなかったのです。
でも、こんなに本心は「苦しい」ばかりだったら、限界が来るのは当たり前ですよね…
私は、限界が来て会社に行けなくなる日まで、“理想の自分”を【本当の自分】だと思い込んでいました。
だから、いきなり会社に行けなくなった時は、
「え??普通に仕事してただけなのになんで???」と思いました。
今では私は、【無価値感】のガムテープを剥がした(思い込みをしなくなった)ので、過去の私のように無理して笑顔でいることも無いし、嫌な仕事を無理に引き受けることもありません。
あなたにも、そのようなネガティブな思い込み、ありませんか?
仕事に行けない本当の理由は何ですか?
職場は変わっても、いつも同じことで苦しくなりませんか?
職場でのあなたの心は疲れすぎていませんか?
そこにはどんな思い込みがありますか?
テープ式心理学で、その苦しい思い込みから卒業しませんか?
ここまでお読みくださりありがとうございました。
また記事を書きます。
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