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「機能不全家庭」で育った私が、大人になってから驚いた6つのこと

こんにちは!
NAMIDAサポート協会カウンセラーmaikoです。

今日は機能不全家庭について、お話します。

機能不全家庭で育った方なら共感していただけるのではないでしょうか…!


▼機能不全家庭とは?


テープ式心理学では、機能不全家庭を下記のように説明します。

・家族間で言いたいことが言えない家庭

・家族で揃って出かけることはほぼ無く、
あったとしてもギクシャクしている家庭

・料理を作ってもらえない、会話が無い家庭

・虐待がある家庭

・家族間で誰かが誰かのことを恐れたり、いじめたりしている家庭

このような家庭を、機能不全家庭と呼びます。


▼円満な家庭とは?

機能不全家庭の逆で、円満に機能している家庭、円満な家庭というのは下記の通りです。

ズバリ…!

サザエさんの家庭 です!

日本を代表する、ザ・円満な家庭✨

カツオくんはよく波平さん(父)や、サザエさん(姉)に怒られていますが、
皆して一斉にカツオくんだけを悪者にして、カツオくんだけを責めるのでは無くて
波平さんやサザエさんが怒った後は、必ずフネさん(祖母)やマスオさん(義兄)がフォローしてますよね。

・家族間で言いたいことが言える

・家族で出かけたり、ご飯を食べたりする

・和やかな雰囲気

・子供が外部(学校など)で受けた心の傷を、親が癒す

このような、機能不全家庭の逆の特徴を持った家庭を、円満な家庭といいます。


私は機能不全家庭で育ったので、正直上記に挙げたような円満な家庭というのが本当に存在するなんて信じられませんでした…!

え、家族間で言いたいことが言えるって…?

父親に意見なんて言っていいの…!?

と、思っていました。

そんな、機能不全家庭で育った私がテープ式心理学を学んでから(大人になってから)驚いた6つのことをピックアップしていきたいと思います。


① 世の中の家庭は『円満な家庭』がほとんど

らしいです!!!!(NAMIDAサポート協会 創始者 仁先生曰く)

これが一番衝撃でした。

サザエさんのような和やかな家庭が本当に実在するだけでもびっくりなのに、そのような家庭が世の中のほとんどだなんて…

本当に信じられませんでした。(今も信じられてないかも…)


② 父親に自分の意見を言っていい

私の育った家庭は ザ・亭主関白系 の機能不全家庭でした。

家庭の中では父がトップ。神。絶対的王者。

口答えなどは絶対に許されませんでした。

小学生くらいの時に数回、自分の意見を言ったことがありますが全て100倍返しでねじ伏せられた記憶があります。(そして、もう父には絶対に反論しないというガムテープを貼りました。)

でも、本当は意見を言うって当たり前のことなんですよね…
もはや良い悪いではなく、普通に当たり前のことです。

でも、機能不全家庭で育った私は、『父親には自分の意見を言ってはいけない(反論してはいけない)』と長年思い込んでいました。


③ 親が望む人生を歩まなくてもいい

私はずっと『親が望む人生を歩まなくては…』と思っていました。
親が望んでいるレールから外れた時は、「親の期待を裏切ってしまった…」と無価値感を感じていました。

でも本当は全然、全く、そんな必要無いんです。

だって自分の人生ですから!
親の人生とは別ですから!

テープ式心理学を勉強して このことに気づいてからは、自由に自分の人生を歩めるようになりました。

④ この選択は親がどう思うか?をいちいち考えなくていい

③と似ていますが、私は成人してからもずっと、

「これをしたら親はどう思うだろう…」
「親の期待に応えられる正解の選択はどれだろう…」

と、何をするにも脳裏に親がチラついていました。

でも、本当は考えなくていいんです。
ポジティブな理由で、「これをしてあげたら親はどう思うかなぁ」って考えることはあるかもしれません。

でも、ネガティブな理由では考える必要は全くありません。

だって自分の人生ですから!!!

自分の意志で決めていいんです。

でも、機能不全家庭で育つと、【自分】が小さくなっていることが多いので、「自分の意志で決める」って最初はとても難しいんですよね…

え、「自分の意見」がわからない…特にない…考えたことも無い…と。
(私がそうでした)

この件については重要なので、また別記事で書きたいと思います☺


⑤ 親に悩みを相談できる

私は親に悩みなんて絶対相談できませんでした。
しようとも思いませんでした。

ドラマで見る仲良し親子や、テレビで見る友達関係のような親子って空想のものだと思っていました。

機能不全家庭では、親は自分のネガティブで精一杯なので、子どもの悩みに寄り添ってる余裕なんてありません。

でも、多くの円満な家庭では、子どもは親に悩みを相談できて、親はその悩みに寄り添ってくれるみたいです。

学校で嫌なことがあっても、それを親が親身に聞いてくれて、寄り添ってくれて、大きな愛を持って絶対的味方で居てくれたら、学校での傷は解放することができます。
そのくらい、本当は子どもにとって親とは良い意味で偉大な存在なのです。

⑥ 子どもにもプライバシーがある

思い返すと私の学生時代は、親に対してプライバシーがありませんでした。

友達との手紙・交換ノート・メール・検索履歴、など全て親にいつ見られてもいい状態にしておく、が絶対条件でした。

でもそれが当たり前だと思っていました。
親なんだから子どものこと何でも知るのは当たり前なんだ、と。

でも、本当は子どもにもプライバシーがあります。

私が長年親にされていたことは【境界線侵害】となり、
④にも書いた “自分が小さくなる” 原因となります。

【境界線】についても重要なので、また別記事で書きたいと思います☺


以上、長くなってしましたが、私が驚いたことでした…!

私がこの家庭で育って、今まで思い込んでいた当たり前と、世間の大多数派の当たり前のズレ…

機能不全家庭で育った方なら、いくつか共感していただけるのではないでしょうか?

でも私は、機能不全家庭で育ったことを不幸に思ったり、親を憎んだりはしていません。(前はめちゃくちゃ憎んでましたが…)

機能不全家庭で育ったからこそ、得たものがたくさんあると今ならわかるからです☺

ちなみに、NAMIDAサポート協会所属のカウンセラーは、ほとんどが機能不全家庭出身です!

また記事を書きます🍀

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