安心しあえる関係性と自立の関係
あなたにとって、安心しきってそこにいられるのはどのような場ですか。それが他者だとしたら、その人達の存在はあなたにとって、緊張や畏縮をせずにいられる相手ではないでしょうか。
他者との関係で安全な場を作り合えるということは、本当に素敵なことです。否定しないとか、認め合えるだとか色々あると思うのだけど。
優しい言葉をかけてほしい、話を聞いてほしい、心を配ってほしい、自分の事を気にかけてほしい…etc。ほしい、ほしいの搾取では、ただのお客さんであり、居心地が良いのは常に片側だけという事になりかねません。
居心地の良い他人を求めるのなら、自らもそうであろうとする事で初めて、そのような関係を他者と築き合えるのだと思います。
安全な関係を互いに築くには、精神的に自立していることも土台の一つになると感じています。
それは「自分の事は自分で出来ます!」と意固地になることとも違っていて、疲れたら休むとか、落ち込んだら積極的にリラックスや気分転換をしてみるだとか、自らのメンテナンスを大切にすることを指します。
精神的に安定し余裕をもった状態でいるからこそ、他者にとってみても緊張せずに安心して関われる相手でいられるのだと思います。
辛いときなども、頼り・頼られが出来るのは互いが安定しているからだとも言えますね。
相手の役に立つために、自分に厳しくする…のではなく、まず自己の安定感を大切にメンテナンスしましょうよ。自分のことを優先にするのは我がままではなく、心地の良い関係を築き合っていく相手にとっても大切なこと。ということを、今日はお伝えしたかったです。心地よい他者を求めるなら、自らもそうでいましょう。
P.S.
安心してそこにいられる場所や相手があるだけで救われることってありますよね。