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挫折したシェイクスピアを克服できた新訳#おすすめの本

お読みいただき、ありがとうございます。

学生の頃、わたしは初めて興味を抱いたシェイクスピアに挫折をしました…
それ以来“難しい物語だ”という印象がずっとついてしまい、気になりつつも読みたいと思えませんでした。
そんな難しいと言われているシェイクスピアですが、最近とても分かりやすい新訳に出会えたのです!


|初めてシェイクスピアを読んだ時


キッカケは、わたしの好きな「あしながおじさん」という児童書です。
主人公のジュディがシェイクスピアの『ハムレット』について述べているシーンがあり、興味を持ちました。
自分の好きな本の主人公が本をお勧めしていたら、読みたくなりますよね(笑)
高校生のわたしは、本屋で手にした『ハムレット』の日本語訳されたものを購入しました。

読み始めると、わたしはすぐに買ったことを後悔……(笑)

内容はとても難しく、いつものようにスラスラと頭に物語が入ってきません…

半分も読めずに挫折してしまいました…。


|シェイクスピアが難しい理由


個人的には、やはり登場人物の多さが1番難しいと感じました。

それに加えて、イギリスの時代背景や、聞きなれない言葉が合わさり、1ページを読むだけでも集中力が必要でした。

また、小説のような語り手もないので、舞台のように登場人物が次々とセリフを吐いて物語が進むのも、読みづらいと思った理由かもしれません。

|新訳ならぬ真訳!

「真実」を初めて解き明かす新訳…
とてもセンスのある帯だなあと本屋さんで立ち止まりました。
この真訳のシェイクスピアがとっても分かりやすかったです!!

読みやすいと感じたのは、初めの登場人物紹介ページです。

わたしが学生の頃にシェイクスピアを読もうと探していた時は、分かりやすいこのようなページがある本は見つけられませんでした。
(他の訳で最近のはわからないのですが)


また、読み進めていて難しい言葉には注釈が付いており、時代背景がわかりやすく説明されているので読み進めるのに苦痛は感じません。
これが個人的にとても助かりました。

とても分かりやすい新訳でしたので、シェイクスピアを読んでみたいと思っている方にはとても、とても!!!おすすめです!!
四大悲劇がつまっているので、辞典のように分厚いのですが、わたしのような初心者にも読めたので、きっと本当にわかりやすいのだと思います。


名作を再チャレンジする機会としても、教養としても、時間のある時に読んでみて後悔はないと思います(*^^*)


わたしは、読みたい本がたくさんあるので、この本を読み終えるまでに他の小さな文庫本を20冊くらいは読み終えてしまいました(笑)

少しずつとはいえ読むのに3ヶ月以上はかかっています(;´д`)


かなり遠回りはしましたが、こんなに面白い作品を読めたことにとても感激しました…!

シェイクスピアの作品ってとっても面白いのですね!!

大人になってから読むことができて良かったです!



最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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