幸せになりたい私は「幸せ」について考えることを辞めた
こんにちわ。
今日は人生の幸せに関するお話を。
結婚適齢期の入り始めた私は最近、友人に会うと「今後いかに自分が幸せになれるようにするか」という話になることが多い。
その大方は「いかに自分を幸せにしてくれる男性と出会うか」または「自己実現する仕事をするか」という2つの場合である。
私だって、自分に十分贅沢をさせてくれて私だけを愛してくれる男性と結婚できたら幸せだろうし、自分のやりたい仕事が何か分かっていて、その仕事で周りから羨ましがられる程成功すればそれは幸せなことだとは思う。
けれど社会人になって数年たち始めた私はもうそれらが夢物語であることに気づいてしまっている。
だからそんな「夢」の話を、自分が実際に目指す目標・ゴールに設定できるほど非現実的ではいられない。
だからいつも私は、現実的に追求できる「幸せ」とは何だろうと考える。
結婚?贅沢?キャリア?
いつも答えが出なくて行き詰まる。正直「幸せ」について考えている時間が「不幸」だなと考えなくもない。
最近ある本を読んだ。
「スタンフォード式 人生デザイン講座」という本である。
これには第5章で今後5年間の自分の人生プランについて3通り考えてみようというexerciseがある。1つ目は現状維持。2つ目は現状のプランが無くなったとき。3つ目はお金や周囲の目を気にしなかった場合にやってみたいこと。そしてそれぞれのプランに対して、3つそのプランに対する疑問を3つずつ書き出す。
私も実際にこのexerciseをやってみて、3つのプランに対し3つの疑問を書いてみた。
すると、1つ目の現状維持プランでは、「出会いはあるか?結婚はできるか?」という疑問、2つ目の代替プランでは(仕事に邁進プランだったので。結婚しない前提で)「周りが結婚していく中で、自分は気にせず仕事に集中できるか?」という疑問が出てきた。
この疑問たちになんとなく将来を不安にさせられる私。
そして数日後、同書籍の第6章へトライ。
第6章では、第5章で出た各3つの疑問に対し、解決策を考えていくというもの。
頭が真っ白のきれいな状態で、「出会いはあるか?結婚はできるか?」「周りが結婚していく中で、自分は気にせず仕事に集中できるか?」という疑問を見つめなおしてみると、簡単に答えが浮かんできた。
「自分の幸せは自分で決めるもの」
だから、自分が生きてるその瞬間を、「今私最高だな」とか「今良い感じだな」って思えれば、周囲と自分で環境が違っていても”それでいい”。「私は間違い?」なんて考える必要なんてない。
「幸せ」って一番個性が出てくるものだと思う。
だから就活とか自分のアピールをする際に、「自分の個性って何だろう?」って考えて苦しんだように、「幸せ」ってなんだろうって考えても自分の中にある目に見えないものだから考えすぎると苦しくなる。
だから私は「幸せ」を考えるのをやめた。
自分の中に眠っているものだから、事前にはわからないけれど、その瞬間がきたらなんとなく、”自分だけが”わかるものだと思うから。
今、「幸せって何だろう」とか、「幸せじゃなくて辛い」とか思っている人にこの文章が届いて、考え方がポジティブに変化してくれたら嬉しいです。
私が読んだスダンフォード式人生デザイン講座はこちら↓
読んでいただきありがとうございました。