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Jのエッセイ

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#コラム

多分これからもアカウントは分けない

Twitterを使っていると、複数のアカウントを使い分けている人をたびたび見かける。 使い分け…

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今の自分に出来ること

文章を書くのが楽しい。 自分の考えを形にする感覚、文字数が増えていく快感、それらをまとめ…

本を手放す基準

読書好きの人間にとって、本の置き場というのは死活問題である。しばらく埋まらないだろうと思…

終わりがわかる

本を読むにあたって、今どれくらいまで読んだのか一目でわかるというのは自分にとって大きい。…

冬場の怖い話(実話)

夏なので、私が体験した怖い話を書いてみる。 あれは高校2年生の時。寒い冬の夜にそれは起こ…

書評が新聞に載った

数日前の話。 スマホに知らない番号からの着信があった。携帯電話の番号ではない。そういう時…

脈絡が無い文章を書いたんじゃない、書いたら脈絡が無かったんだ。

文章を書きたい欲みたいなものが湧き上がってきた。しかし、日常を切り取って、エッセイにするには少し日々がつまらなすぎる。 文章の上手い人は、何が題材でも物語を書くことが出来るのだろうか。そういえばちょっと前に読んだ町田康さんの「バイ貝」は、一冊の本の中で起こった出来事は5個くらいだった。よくそんなに掘り下げられるものだ。他人と違う視点を持つ人間は、その日食べたもの、着た服、何でもネタにしてしまう。何も無かったことを掘り下げて書くという達人もいる。 エッセイを書き始めて今日で

本の価値について

家から自転車で15分。そこにその店はある。主に中古本を扱う小さな本屋だ。大型書店も良いが、…

やらなくなったこと

ゲームをやらなくなって随分経つ。 中学生くらいまでは、ゲームが生活の中心だった。毎日ひた…

優劣の無い本屋

同じカテゴリーのものが2つ存在すると、両者の間には差が生まれる。 違う内容の本が2冊あっ…

noteに無いもの

存在に気付くことは多々あれど、そこに存在しないものに気付くのは難しい。 noteのサービスが…

”所持欲”のようなもの

本をよく買うのだが、図書館で借りることも少なくない。 借りて面白かった本は、それが簡単に…

藤子・F・不二雄展で感じた違和感

大学4年の夏、地元の美術館で「藤子・F・不二雄展」なるものが開催された。幼い頃からF先生の…

犬を見て思い付いたこと

 近所に数匹の大型犬を飼っている家がある。犬小屋らしきものは見当たらず、庭の広いスペースに仕切りを設け、そこで半分放し飼いのような状態で犬たちを自由にさせている。全部で何匹いるかどうかはわからないが、同時に4匹は見たことがある。それより多いかもしれない。私が家の前を通りかかると、元気に吠えたり、走り回ったりしている。  私はある日、その家の前を通りかかった。いつものごとく犬が吠えていた。普段なら何も感じないが、その時は違った。犬にまつわるある重大なことに気付いたのだ。犬を見