詩「電車の夢 No.2」 2 MAGUMA 2023年2月11日 18:15 1トントラックのように後方車両が剥き出しとなっている電車は見たことがない夢であるにもかかわらず私はそう突っ込まざるを得なかった「まがいもの駅」という得体の知れない駅にいた私は誰に言われるでもなく天井から糸で吊るされた操り人形のように乗車した海の上を泳ぐように走る一本の電車はゆらゆらと波のように揺れている大量の黒板消しを一気に叩いたような視界を遮る濃霧が漂い海面から飛び出しているやけに切り立った孤島とタッグを組んで「あぁ、この先へ行くと戻れないんだろうなぁ」という悟りを開くような気持ちを抱かせる辿り着いた孤島の駅小さな小さな寂れた港帰る電車は存在しないもう帰ることはできない男女の老人数人が珍しいものを見るような目で私を見る帰りたいのか?ここにいたいのか?時間がないと焦りを抱くどうするどうするやっぱり帰るボートに乗り込み自力で帰る帰れるかどうかはどうでもよかった帰ろうとすることが大事だっただけど結末はわからない目覚めた今でもわからない覚えているのはたった一つボートに溢れる海水を汲み上げ必死で生きようとしている自分だけ読了いただきありがとう。よければフォロー・スキ・コメント・シェアなどのご協力もいただけると、今後の物語創作のスキルアップに繋がるよう尽力する。僕が楽しく執筆した物語が、あなたの人生を彩る糧となれば嬉しい。MAGUMAのホームページYoutube channel 「MAGUMA STUDIOS」LINE公式アカウント空想アニメソングシリーズデジタル販売中「BOOTH」 ダウンロード copy この記事が参加している募集 #私の作品紹介 108,670件 #つくってみた 22,128件 #詩 #夢 #私の作品紹介 #自由詩 #夢日記 #つくってみた 2 この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか? サポート