青春の終わりっていつなんだろう

青春の終わりっていつだろうか。
学生を終えた時、社会に出た瞬間、就職したら。
人によっては、心の持ちようだから青春はまだ終わっていないと思えば青春は終わらないらしい。しかし広辞苑の意味からすると下記の通りだ。

①春　
②年の若い時代、人生の春にたとえられる時代

青春と聞くと高校生活や制服を着て楽しんでいる姿が思い浮かぶ。多分映画やドラマの影響かなと思ったりもする。
僕は関西で学生生活を過ごしたので青春といわれたら制服で高校終わりにユニバに行った思い出が出てくる。
人それぞれ思い浮かぶシーンは違うんだろうな。

青春時代の真っ只中である高校生の時は、大人になって自由に生きたいなとか早く大学生なりたいなとか多くの夢を見て、好奇心があった気がする。
まだ何も知らない青春を生きていた高校生だったからこそやってみたいことや多くのことに興味があったんだろうな。

大学生がもうすぐ終わる今の歳になると、あの時よりも多くの経験をして、多くの体験をした。まだ十分若いかもしれないが、あの時よりは少し現実的な目で見てしまうことがある。

「もしかしたら花火も浴衣も金魚すくいも海も夏祭りもBBQもただ憧れたままでいたいのかもと思った。一生やれないまま、手が届かないままずっと憧れていられればそれでいいのかもと思った。むしろそれがいいのかも、一生手に入らないで。
なんとなくそう思った。」
RADWIMPS　野田洋次郎

これはRADWIMPSの野田さんのツイートだ。夢に見ていたことを実際に経験してみたら「あぁこんなもんか」と思ったりすることがある。百聞は一見に如かずで自分の目で見ること、自分で経験してみることは大事かもしれないが、がっかりするなら野田さんの言うように憧れのままでいい時もあるのかもしれないと思ったりもする。

青春を過ごしていたあの頃はまだ子供だったのかもしれない。何も知らない子供だったからこそ、先のことなんか何も考えず何事にも全力で楽しんでいたんだ。

多分世間一般が考える青春を僕はもう終えているのだろう。青春っていつだったかなと考え始めた時点で青春は終わってるんだろうなと僕は思う。寂しいなとは感じるがここから先、青春に過ごした時間よりも楽しくすることは難しいだろうが可能だ。

まだまだある人生を改めて楽しんでいこうと考え始めた今から、人生の春といわれる青春がまた始まるのかもしれない。