暑~い夏☀️ 熱中症以外にも気をつけたい3つのこと ①
今年の夏は異常な暑さですね… 。゚(¯ㅿ¯υ)゚。
夏生まれですが、夏が嫌いになりそうです笑
さて、この時期心配なのは「熱中症」。
連日救急車の音を聞くので、熱中症かな…と心配になります。
熱中症対策ももちろんですが、暑い季節には気をつけたい症状がいくつかあります。
少し掘り下げて書いていこうと思いますので、良かったらこの夏の(この夏だけでなく)参考にしてみて下さいね。
①夏バテは、東洋医学では「暑邪」(しょじゃ)
と言う病邪によって引き起こされます。
病気の原因が外から侵入してくるものを「病邪」(びょうじゃ)と言いますが、環境因子により6つに分類されます。
春なら「風」、梅雨は「湿」、秋は「燥」、冬は「寒」。季節によって表されると分かりやすいですね。
ちなみにもう1つは「暑邪」がさらに亢進するとおこる「火邪🔥」(かじゃ)と言う病邪です。
ものすっごい暑いってことですね。
今年の夏はこちらでしょうか(-_- )
②「暑邪」による気をつけたい症状3つ
1.暑邪により引き起こされる夏カゼ
「暑邪」や「火邪」は上へ上へと燃え上がる炎のような性質をもつので、顔や頭に症状が出やすくなります。
そのため夏カゼをひいてしまうと、高熱になり大量の汗をかいたり、のどの腫れ・痛みやのどの乾き、顔が赤くなり、息切れや脱力感も感じます。
→熱中症の症状にも似ていますね💦
2.湿度が伴う暑さで、消化器系の症状も。
「湿」を元々身体に溜め込みやすかったり(むくみやすい体質)、胃腸の調子を崩しやすい方が気をつけたい症状。
胃腸に「湿」がとりつくと、消化機能が低下し、下痢をしたり食欲も低下、吐き気が起こることも。
食欲低下で栄養も不足し、代謝も落ちてしまうので汗をかきにくく水分が身体に停滞。身体がだるく疲れやすさも感じます(´・・`)
3.めまいや不眠・イライラしたり興奮状態になるなど、「心の働き」の低下
五臓六腑って、聞いた事あるでしょうか?
(五臓六腑にしみ渡る…のやつです笑)
東洋医学では、五臓六腑をそれぞれ内蔵と結びつけ(必ずしも現代医学での臓器と同じ場所や働きを指すわけではありません)、弱いところがあればその臓器に対する治療法を見つけていきます。
「心」が暑さの影響を受けてしまうと、動悸やイライラ、不眠など精神症状を引き起こすと言われています。
上記の症状はそれぞれ特徴がありますが、鍼灸での治療はいずれも夏バテの原因となる「自律神経の乱れを整える」こと、「消化機能の働きを高める」ことを目的とします。
次回は、まだ始まったばかりの夏を元気に乗り切り、秋に持ちこさない為に気をつけたい夏の過ごし方、ツボやセルフケアの方法など書いていきたいと思います(^^)
ここまでお読み頂き、ありがとうございました(⋆ᵕᴗᵕ⋆)