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脳の疲れをとるための、たった一つの方法
先日患者さんに、「どうしたら疲れって取れるんだろうね」と面白い質問をされました。
何故面白いと思ったかと言うと、凄くシンプルな質問ですが、なかなか深く考えることって普段無いな、と思ったからです。
「疲れを取る」って、例えばお風呂に入るとかたくさん寝るとかお笑い番組を見て笑うとかストレス発散するとか…。
何となくこうすれば良いのかな?と言うイメージはありますよね。
最初にお話すると、冒頭の「たった一つの方法」とは
「睡眠💤」のことです。
「疲労」って聞くと、身体が疲れているってイメージするかと思います。(多分。)
もしくは心をすり減ってしまったり、精神的な疲れもあるかもしれません。
でも疲労感がある時、実際に疲れを感じているのは「脳」です。
脳から身体に「疲れているよー」と言う信号を送ることで「身体が疲労している」と思う仕組みになっています。
では疲労を感じたら、「脳」への対処はどうしたら良いのでしょうか?
①疲労は脳で感じています
例えば凄く仕事が忙しかったり、トラブルや親しい人の不幸、悩みなどある時。脳はそれらをすべて『ストレス』として受け取ります。(特には悪いストレスでしょうか)
忙しい場合は効率よく動く方法を考えたり、「もっと頑張らなければ」と追い込むようなことをしたり、現実逃避したくなったり。脳はストレスに対処するため、たくさんの事を考えます。
ストレスが続くと脳で処理することがどんどん増えてしまい、本来の働きができなくなります。(活性酸素による「酸化ストレス」が発生するのだそう。)
すると脳は「疲れた」という信号を身体に送るようになるため、「身体が疲れている」と認識するようになります。
②「脳」を疲れさせないことが、「疲労」を感じなくなるための近道
ここで最初の話題に戻りますが、あらためて「脳の疲れをとるためのたった一つの方法」は「睡眠」です。
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作業する部屋をしっかり分けるのもポイントです。
しかもただ寝れば良いのではなく、「脳を休ませる睡眠」が必要です。
睡眠時には深い眠りと浅い眠りを繰り返していますが、「深い眠り」がしっかり取れていないと脳はちゃんと休まりません。
もし寝つきが悪かったり、夜中に何度も目が覚めて寝た気がしない、睡眠時間が短いなど深い眠りが取れていないと言う方は、「目を閉じて」休憩する時間をこまめに取りましょう。
疲れを感じた時、あるいは一定時間ごとに、5分ほど目を閉じるだけです。
目を閉じて視覚を遮断するだけでも、脳は休息することが出来ます。(あと出来れば静かな環境で)
でもやはり、一番の休息はしっかり「眠ること」。
睡眠でお悩みの方は大変多いですし、私の患者さんにもたくさんいらっしゃいますので、今後は睡眠障害についても触れていきたいと思います。
良い眠りで朝スッキリと良い目覚めを迎えられたら、きっと疲れを感じず朝から頑張れますね(^^)
ここまでお読み頂き、ありがとうございました(⋆ᵕᴗᵕ⋆)