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勉強しよう!でもちょっと待って!

アスリートが運動指導者として活躍する為に必要な学びを提供しているメディアです。
今回も書き散らかす感じで綴ります。

大型連休も終盤ですが、私はこの連休中ずっと仕事です。笑
店を構えて、しかも店の外でアスリートの指導なんかをしていればこれは当然です。

連休中は試合を開催したり、強化練習をするのに持って来いなわけです。
アスリート経験があればご理解頂けるかと思いますが、世間一般で言いうまともな連休なんてなかなか取れないのがこの仕事です。
土日祝日が休みの仕事がいい!というのであればこんな仕事は選ばない方がいいと思います。
フィットネスクラブなんかでは連休を設けるところもありますが、それでも土日は基本的に営業していますし、世間一般のカレンダーからはかけ離れた生活となることがほとんどです。
この仕事を選ぶのであればそういったところを良く理解しておいた方がいいでしょう。

かと言って全く休まずに働くのはお勧めしません。
世間一般よりは休みが少なくなってしまうのは致し方ないかなと思いますが、リフレッシュする日は作った方が良いでしょう。
(これは自分に言っています。次の休みはいつだ?笑)

そして勉強する時間を確保すべきです。
ずっと運動指導をしていてヘトヘトになる、という毎日を過ごしているとなかなか勉強する時間が確保できません。
運動指導の経験値を高めることは重要ですし、ある程度は数をこなしてナンボというところもあります。
しかしそれだけでは経験値を活かせません。
やはり勉強する時間が必要です。

このnoteもそうですが、今は無料で色々な情報が得られますし、有料コンテンツであれば更に踏み込んだ勉強ができることでしょう。
また専門書を読んだり、資格取得の為の勉強をしたりと、多方面から学びを得る事が出来ます。
もっと言えば、既に現場で活躍している人を訪ねるととても勉強になります。
話を聴くだけでも自分の考えが深まることでしょう。

ただし、勉強をする際に気を付けておくべきことがあります。
それは「今自分が必要としている学びはなにか?」を明確にすることです。
その為にはやはり現場での経験値が必要です。

何が上手くいっていないのか?
いまいち理解できていないことはなにか?
更に良い指導をする為に次ぎ学ぶべきものはなにか?

こういったことが明確になっていないと、勉強と現場が繋がってきません。
「何が分かっていないのか分かっていない」という人は少なくありませんので、これは本当に注意が必要です。

先述したように最近は色々な人が色々な情報を発信しています。
しかしそれが本当に自分にとって必要なのか?自分のレベルに合っているのか?ということを精査しないまま受け取ってしまうと、それこそ貴重な勉強時間を無駄にすることになります。

最近では非常にマニアックな勉強会も増えました。
そのマニアックな情報が好きな人はそれを受ければいいと思います。
しかし多くの場合、問題はそこにはないのでは?とも感じます。
もしかしたら「解剖学の基本」とか「生理学の基本」みたいな本を見返す方が現場で活用できる情報をキャッチしやすいかも知れないとも思います。
もちろんマニアックなことを突き詰めていくのは面白いですし、どんどんオタクになっていっていいのですが、まずもって大切なことは指導のクオリティを高めることだということを忘れないでいたいものです。
そしていつだって基本の上にしか発展的な内容は展開されないということも……。

いずれにしても時間は有限。
その使い方を考えるところから始めてみてもいいかもしれませんね。



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