「デューン PART 2」を観た!
昨日、「デューン 砂の惑星 PART 2」を観てきました。
フランク・ハーバートによる原作小説を読んでいないうえ、「PART 1」(2021.10.15公開)も観ていないため、基本設定などが分からないものの、SNSで高く評価する投稿を読み興味が湧いて観ました。
また、デイヴィッド・リンチ監督作の「デューン 砂の惑星」(1985.3.30公開)を公開時に劇場で観ており、リメイクと言える本作がどのようなものなのかという興味もありました。
確かに前作を観ていれば作品世界により深く入っていけますが、セリフでキャラクターの生い立ちなどは窺い知れるので、未見でも十分楽しめました。
Wikipediaにあるように「貴種流離譚」なのですが、そこに大きな政治事情や各人の思惑が交差し、奥行きのある多様な人間ドラマになっています。
キャラクターは全員興味深く描かれている、つまり「キャラ立ち」しており魅力的です。中でも私はチャニに面白味を感じ惹かれるものがありました。
ビジュアルにはただ、ただ圧倒されました。
よくもまあ、これほどの作品世界を構築したものだと驚嘆もしました。独特と言えるデザインが凡百のSF映画と一線を画していると思います。
ハードな展開の観応えがある映画でした。
★五つを満点として評価するならば、
★★★★☆
です。
※文中敬称略