思い出のパンプキンパイとしっとり秋スコーン
マダムヒロミとカボチャ
マダムヒロミのお菓子作りへの情熱は、子どもの頃に読んでいた絵本や海外の児童文学に登場するお菓子やお料理を「実際に食べてみたい!」という好奇心から始まりました。
児童小説『大草原の小さな家』シリーズは特に大好きで、感謝祭のシーンで登場するパンプキンパイはいつか食べてみたいと思っていた印象的なお菓子でした。
誕生日には『赤毛のアンのお料理絵本』を買ってもらって、さて何を作ろうかと本を開いてパンプキンパイのレシピを見つけた時は「これだ!」と大喜びしました。
料理研究家の城戸崎愛先生のレシピは、生クリームとスパイスをたっぷり使った本格的なものでした。趣味だったポプリ作りで使っていたスパイスがあったので、必要な材料はだいたい揃っていて、早速作ってみることに。
タルト生地にカボチャのペーストを流し込んで焼くパンプキンパイは大成功。焼き立てを頬張った時の美味しさと満足感は忘れられません。
イギリスに来てからは『魔女の宅急便』に登場するカボチャとニシンのパイを真似たものをよく作っていました。イギリスで売っているバターナッツカボチャと、ニシンのかわりにタラなどの魚を使って、ホワイトソースベースの味付けでパイ生地をかぶせて上にオリーブを飾ったりして。子どもが喜んで食べてくれました。
今ではイギリスでも日本にあるようなホクホクした食感の南瓜が手に入るようになりましたが、10年ほど前までは水分の多いバターナッツカボチャが主流でした。当時は日本のホクホクの南瓜が恋しくなったものです。
新作は、くりりん南瓜のパンプキンスコーン!
立川伊勢丹のスコーンパーティーに向けて、新しいスコーンが完成ました。
栗のような濃厚な甘みとほっくりとした食感が特徴の有機くりりん南瓜を贅沢にたっぷりと生地に練りこみ、さらにペーストを生地に重ねています。
隠し味にほんのりとシナモンとナツメグを加えて、秋らしい味わいのスコーンになっています。そのままでも、バターやジャムをつけても。
「今までのスコーンで一番美味しい!」と現地の方から言っていただくマダムヒロミ自慢のスコーンは、サクっと軽やかな食感で口どけが良く、そのまま食べてもモサモサ感は一切ありません。
スコーンはかぼちゃの他にも、オーガニックバター、ダブルベリー、有機アールグレイティーの計4種類。全て楽しめるお得なスコーンセットもおすすめです。
ホットクロスバンズやフラップジャック、バナナジンジャーローフに、日本初上陸のフルーツスプレッドや紅茶&ルイボスティー、オリジナルのジュートバッグと巾着に入ったセットもご用意する予定です。
ぜひお近くにお越しの際はご来店くださいね!
フラップジャックとバナナジンジャーローフは、CINAGROのオンラインショップでもご購入いただけます。
数量限定ですので気になる方はぜひチェックしてみてください^^
スタッフ
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