映画館に何度も通う理由は「ストーリーが面白い」から!~映画館リピート鑑賞者に調査~
コロナ禍を経て、ストリーミングサービスでの映画鑑賞が浸透しましたが、あえて映画館で同じ映画を鑑賞することが話題になる時があります。映画の中には、劇場体験を重視して製作されるものもありますが、映画館で何回も鑑賞する人は、なぜ足しげく映画館へ通っているのでしょうか?
今回は“映画館リピート鑑賞”の実態を、マクロミルのミルトークを使って消費者の皆さんに聞いてみました!
ミルトークとはマクロミルが開発した定性調査ツールです。掲示板(きいてミル)を通じて、消費者の生の声を気軽に“リアルタイム”で集めることができます。
同じ映画を映画館でリピート鑑賞する人のうち、4割は3回以上リピート
同じ映画を映画館でリピート鑑賞する人に対し、1問アンケート(※)で「同じ映画を"映画館で"最大何回まで見たことがありますか?」と聞いたところ、「3回以上」が42%となりました。「5回以上」の比率も13%と一定数存在し、熱心に映画館へ通って鑑賞する人も多くいることが分かりました。
また、男女別で比較すると、3回以上鑑賞する男性は38%、女性は44%となり、女性の方が6ポイント高い傾向にありました。
※調査タイトルの「掲示板のお題」に加えて、1問だけアンケートを行うことができます。
リピート鑑賞の多い理由は「ストーリーが面白いから」
つづいて、鑑賞回数別に“リピート鑑賞した理由”を深掘りしました。
共通して「ストーリーが面白い」というシンプルな理由がトップに挙げられました。次に多かったのは「理解度を向上させる」でした。
また、回数別では「5回以上」で特徴的な傾向が見受けられます。
「作品/シリーズが好き」が16.9%、「特典が欲しい」が9.1%、「異なる上映形態で観たい」が5.2%と、他の鑑賞回数よりもこれらの割合が高くなっており、作品への愛着の強さが推測できる結果となりました。
なお、「5回以上」の人で多く挙がった作品は「トップガン」や、「ジブリ作品」「鬼滅の刃」をはじめとしたアニメ作品でした。
映画館での鑑賞回数を基にリピートの実態をコメントから見てみると、回数が多いほど“音響や迫力など映画館ならではの体験価値”に重きを置いている様子や、コメントの文字数が多い傾向があり、「2回」は平均29.6字でしたが、「5回以上」では平均49.2字に上りました。鑑賞回数が多いほど映画がより好きで、多く語っていただける傾向があることが見受けられます。
みなさまも、ちょっと気になることや、些細なことだけど消費者の方に聞いてみたいという時は、ぜひミルトークを活用して気軽に“実際の声”を集めてみてください。ミルトークの掲示板「きいてミル」で集めたご意見・アイデアから、何かヒントが見つかるかもしれません。
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