働きすぎて苦しくなったら
働きすぎて苦しい方へ。残業が多い人へ。働き方について。
今回は、主にサラリーマンなど組織で働く人向けの話です。
〇働きすぎて苦しくなった場合
先に言いますが、働きすぎて苦しくなった場合は、休みましょう。
急病でいいです。
体調不良と言って休みましょう。
それで仕事が回らない場合、あなたの問題ではなく、会社や上司が、あなたが不在時にどうすべきかを考えてこなかった方の問題です。
常日頃から気になっていた、“自分の代わりがいない問題“が明るみになるので、ちょうど都合が良いです。
初めて上司や同僚が「あ、〇〇さんがいない状況ってマズいかもしれない」と動き出します。
先に自分の命を守りましょう。
〇苦しくなる前に
残業が多い場合、働き方や仕事量について見直す必要があります。
上司は、一度仕事を振ったら、基本そのままです。
文句や根を上げない限り、担当仕事をこなせているから問題ないと解釈します。
どれだけ残業して、ギリギリで回している状態でも、問題ないと解釈します。
きついです、という話をしても、大丈夫だということを、自分が毎日会社に行くことで証明してしまいます。
だから休んだ方がいいのです。
〇状況が改善されない場合
休んでも、その皺寄せが自分に来るだけ。後々自分が大変になるだけ。
本当にキツかったら、共通の課題に下ろす必要があります。
「私の業務について、話し合いをしたいのですが、お時間取ってもらえませんか」
と上司に相談し、自分の問題をすべて伝えます。
これはアドラー心理学で学んだ方法ですが、共通の課題にするというプロセスを踏むことで、初めて公の問題となり、組織として状況の改善に取り組んでもらえます。
人を増やすのか、業務を減らすのか。
それは上司や会社が考えることとなります。
〇期待に応えない努力を
苦しくなるまで働く人の特徴に、○優しい、〇助けてと言えない
などがありますが
○他者の期待に応えがち、というのがあります。
そこには「嫌われたくない」という感情も見え隠れします。
(私がそうですから、すごくわかります)
そこで、自分を楽にする作戦の一つとして、
【他者の期待に応えないと腹をくくること】を取り入れて欲しいです。
それが難しいなら、【期待に応えない努力をする】そう決断してください。
「あの人は毎日会社に来る人だ」そう思われて、結果的に休みづらい環境を作ってしまうのも、他者の期待に応えている証拠です。
期待に応えすぎると、依存が生まれます。
周囲は休まないあなたに依存しすぎています。
なので、まずは休みましょう。それが「他者の期待に応えない努力」の一つです。
私だって、休みたい日があるんですよ、という小さくて大きな反発です。
〇定時になったら退社すればいい
以前勤めていた会社は、なぜか、定時で帰るのに理由が必要でした。
今日は定時の5時で帰るぞー!という日は、決まって「今日はすみません、定時に上がらなければいけないので」と周囲に理由を話すのが当然のルールでした。
これを伝える理由は「今日は残業できません、すみません」と周囲に分かってもらうためのポーズです。
勤務時間が決まっているサラリーマンならば、本来、定時に帰るのに理由なんかいらないんのです。
〇〇だから。
もし必要ならば「予定があるから」
予定がなくても「予定があるから」とすればOKです!
今日は帰る、という自分との約束を“予定“とすればいいのです。
〇最後に
サラリーマンを長年やっていると、働きすぎで嫌になっちゃうことあるよな、と自分の体験をふまえて書きました。
☑️休む
☑️共通の課題にする
☑️期待に応えない
☑️定時で帰って良い
苦しくなりすぎる前に、ご自身を守ってくださいね。