よく食べること、よくあそぶこと、そして世界を知ること|2023年11月号【月刊まちのこ】
こんにちは!
『子どもの原体験を豊かにする』をミッションに掲げ活動しているまちのこ団です。毎月【月刊まちのこ】という振り返り記事を書いて、活動の様子をお届けしています。
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私たちは色々な場所に《あそび》を届ける活動をしています。あそび道具を詰め込んだプレイバスで色々な場所に出向き、即席の《移動式あそび場》をつくっています。11月は9ヶ所にあそび場を届けることができました。
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【特集】《あそび》が、人をつなげる
お寺で、あそぶ
群馬県館林市。群馬県の南東部に位置し、利根川と渡良瀬川に挟まれ古来より人々の営みがあり、かつては城下町として、また明治維新後はいち早く近代化し栄えた街。中心部には東武伊勢崎線が走り、都心からも2時間ほどの距離に位置します。
そんな館林市には古くから続く寺社仏閣も多く、そのうちのひとつが、『曹洞宗 青龍山 茂林寺』、むかし話『ぶんぶく茶釜』の舞台となった由緒あるお寺です。
この茂林寺の境内と周辺で、子どもたちがあそび楽しめるイベントが開催されました。イベント名は『こどもツナガルフェス』。館林市を中心に、子ども子育て世代を応援する活動をしている3団体がタッグを組み実現したイベントです。
きっと、かつてはお寺は子どもたちのあそび場だった
今回まちのこ団は、主催者のひとりであり、同じく子どもたちの居場所づくりをする仲間でもある『NPO法人あいず』の代表・まっきー(牧田康平さん)よりお声がけをいただき、館林市へあそび場を届けてきました。
ふと、そういえばお寺や神社の境内というのは、むかしはあたりまえのように子どもたちのあそび場だったんだろうな、と思いました。子どものころは近所のお寺や神社の境内でよく遊んだ、という方も多いのではないでしょうか。
ふだんから積極的に地域の方々の憩いの場して開放しているお寺も増えてきているようですが、もっとそういったお寺が増えたら良いのになと思いました。
『あそび』『食』『野外映画』子どもにとってかけがえのないもの
今回のイベントの主催である3団体は、子どもの居場所づくりに取り組む『NPO法人あいず』、野外上映を通して地域のつながりをつくる『SORANOMONシアター実行委員会』、そして、未来の子どもたちのために食の安全を考え活動している『館林 食の安全を考える会』の3団体です。
あそび、食、そして映画と、子どもたちが健やかに育っていくためにはどれも欠かせない、とても大切なもの。昔はあたりまえのように子どもたちの周りにあったけれども、今は意識して守っていかなければ失われてしまうかもしれないもの。
それらを、子どもたちのために全力で守ろうとする大人たちがいるこの館林市という街は、とても素敵な街だと思いました。
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■9ヶ所にお届け|あそび場記録■
地域密着ガス屋さんの大感謝祭|11/3(金)
11月最初のあそび場は、地域密着ガス屋さん「株式会社NEXT・カワシマ」さん主催のイベント『カワシマ大感謝祭』でのあそび場出動でした。
株式会社NEXT・カワシマは2018年に創業60周年を迎えた老舗のガス屋さんで、本業以外に地域貢献として様々なサービスや、イベント・ワークショップなど地域に根付いた活動をされている会社です。前回8月に開催された夏祭りに引き続きお声がけいただき出動してきました。前回の様子はこちらからご覧いただけます。
今回は、地域のお年寄りの方々もたくさんいらっしゃるとのことで、昔あそびをメインにしたあそび場にしました。
イベント開催中、嬉しいご縁がありました。ご年配の男性がふらっといらっしゃり、イベントのチラシを見て昔あそびを寄付したいとご自身の持っているあそび道具を持ってきてくださいました。大切に使わせていただきます。
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秋晴れの下で|11/4-5(土日)
最初の週末は、『ひたちなか市産業交流フェア』に出動してきました。関東最大級の産業祭ということで、たくさんの出展ブースで賑わう会場でした。
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地域に開かれた学園祭|11/11-12(土日)
2022年度の学園祭に引き続き、お声がけをいただき行ってきました東金キャンパス。2022年度に出動した様子はこちらからお読みいただけます。
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子どももアイデアソン|11/18(土)
大人がアイデアを出し合っている隣であそぶ、BCPアイデアソンあそび場。今回は巨大お絵かきをしたり、自己流のあそびを開発したり。
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稲荷神社の参道で|11/19(日)
古くより庶民の信仰を集めてきた『笠間稲荷神社』。参道の歩行者天国に合わせてマルシェが開催されました。
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小学校の秋祭りであそび場|11/25(土)
つくばみらい市立陽光台小学校の秋祭りにあそび場を届けてきました。
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文化と芸術の間で|11/25(土)
令和5年7月、茨城県水戸市にあたらしくオープンした『新市民会館』。向かいの『水戸芸術館』と、隣にある『京成百貨店』を合わせたエリア、通称「MitoriO」で開催されたイベント『MitoriOフェスティバル』に、前回に引き続きあそび場を届けてきました。
前回の様子や、MitoriO地区についての詳しい説明などはぜひこちらからお読みいただけます。
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《A STORY》小さな、けれどきっと大きな一歩になると信じて
住宅展示場にあそび場を届ける。これは私たちまちのこ団の目標のひとつでした。そして今回、つくば市にある住宅展示場にあそび場を届けることができました。
当初の予定では、住宅展示場の広場スペースにあそび場を設ける予定でした。しかし当日はあいにくの雨。インフォメーションセンターをお借りして設営しました。
雨ということで客足は正直あまり良くなく、思っていたようなあそび場にすることはできませんでした。けれど、お父さんに連れられてきたお嬢ちゃんが、2時間くらいずーっとあそんでくれました。
帰り際、お父さんが「ふだんはあまりゆっくり話せないんですけど、今日はあそびながらたくさんお話することができてよかったです」と少し嬉しそうに声をかけてくれました。
まだまだ小さな一歩ではありますが、地道にコツコツ、あそびの価値を広げていきたいと改めて思いました。
そしてありがたいことに、次回の出動も決まりました。来年1月14日(日)は「つくばハウジングパーク」にて、1月21日(日) は「つくばハウジングパークANNEX」にて、あそび場でお待ちしています。
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最後までお読みいただきありがとうございました。来月の【月刊まちのこ】でまたお会いしましょう。
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