【月刊まちのこ・2023年4月号】本を読んだり、あそんだり。
こんにちは、まちのこ団です。5月ですね。ゴールデンウイークは皆さまいかがお過ごしでしたでしょうか。
まちのこ団はというと、あそび場を届けたり、読書会をしたり、登山をしたり、あそび場を届けたり、とおかげさまでとても充実した、まさにゴールデンなウィークとなりました。詳しくは『月刊まちのこ・2023年5月号』でお伝えします。ぜひお楽しみに。
さて、『月刊まちのこ・2023年4月号』、4月1日はまちのこ団が法人化して1周年の記念日でした(わーい)。法人化2年目のはじまり月は、読書会をしたり、3ヶ所にあそびを届けたり、千葉県と神奈川県に出張したりしてきました。
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4月の振り返り
4月1日(土)
読書会@だいごまちライブラリー(まちのこベースだいご)
茨城県大子町にある、拠点式あそび場「まちのこベースだいご」に併設している「だいごまちライブラリー」にて、読書会を開催しました。
「だいごまちライブラリー」についてはこちらをご覧ください👇
第3回目となる今回は、シェア本棚「言葉の海」のオーナー・半澤さんを招いての開催。一緒に本を読んだのは、まちのこ団の活動を見守ってくれていて、シェア本棚・コミュニティスペースに興味がある男性と、ご自身も子どもの居場所支援をされていて、まちのこ団の活動に興味がある女性。
だいごまちライブラリーの読書会は、今のところ、それぞれ読みたい本を読み、感想をシェアし合うというゆるい形で進めています。読み合った本は、『新訳 走れメロス』『長田弘全集』『言葉の海へ』など。オーナー含め4名でゆるりと本を読みました。
参加してくださった男性は、シェア本棚オーナー、そして1日店主にも手をあげてくださいました。「本」というものが、まちのこ団との関わり方の幅を広げるきっかけになる、そんな予感のする読書会となりました。
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4月2日(日)
「まちのこベースだいご」オープン日
きのうに続き、まちのこベースだいごのオープン日。久しぶりに、なかなかタイミングが合わず来れなかった商店街のパン屋さんのお子さんたち、陶器店の息子くんなど3,4名があそびに来てくれました。
パン屋のお子さんたちは、まちのこベースであそぶのが久しぶりで嬉しそう。それから、パン屋の息子くんと陶器店の息子くんは同じ学校に通っていて友だち同士ですが、まちのこベースで一緒にあそぶというのが新鮮だったようで、盛り上がっていました。
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4月9日(日)
移動式あそび場@ラクダマーケット(大子町)
大子町、旧大子町役場駐車場で開催の「第9回大子ラクダマーケット」にあそび場を届けてきました。
とても良い天気の中、駐車場に26のお店やワークショップなどが出店。あそび場は駐車場の最奥のスペースにて、広々と設営できました。
あそび場であそんでいたのは、家族でマーケットに来た方はもちろんですが、マーケット出店者の子どもたちがあそび場と自分のところのお店とを行ったり来たりして過ごす様子が印象的でした。あそび場は、イベントに来る人だけでなく、催す側にとっての居場所にもなるんだなと感じた出動でした。
また、「大子ラクダマーケット」でのあそび場出動は1年ぶりだったのですが、「まちのこ団のだんちょうだ!」「今日はあそび場があるんだね!」と声をかけていただいて、このイベントでしか会ったことがない方でも覚えてくださっていたことに、驚きつつ、嬉しい瞬間でした。
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4月16日(日)
移動式あそび場@柏ストリートパーティー(千葉県柏市)
千葉県柏駅東口駅前通り、ハウディモールにて開催の「第16回柏ストリートパーティー」。前回(2023年1月開催)に引き続き、行ってきました。
前回の様子はこちらからご覧ください👇
柏ストリートパーティー、雰囲気がものすごく良いんです。駅前通りを歩行者天国にして、みちあそび。まちのこ団の理想にとても近い形。ということで、前回はご依頼を受けての出動でしたが、今回はこちらからお願いをして呼んでもらいました。
今回、まちのこスタッフは2名。初参加で、自分のやりたい仕事を探しているという方と、リピートの方。いい感じのバランスで場づくりができました。また、雨天により早めに撤収したので、余った時間でストリートパーティー運営側の方とお話する時間ができました。まちのこスタッフとも普段はあまりゆっくり話す機会がないので、とてもいい時間でした。
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4月23日(日)
移動式あそび場@ちっちゃいスコーレvol.1(神奈川県藤沢市)
千葉の次は、神奈川へ。湘南!ここでとても素敵な取り組みが始まりました。『ちっちゃい辻堂』という、ゆるやかに集まって土と繋がった暮らしをつくるプロジェクト。(『ちっちゃい辻堂』:https://chicchaitsujido.life/)
そのプロジェクトに共感した矢野雅大さん(遊びでまちづくりする準備室・代表)の発案により始まった『ちっちゃいスコーレ』。その第1回目に参加してきました。
発案者の矢野さんは、「あそび」を通して地域や人がつながる場をつくる活動をされています。まちのこ団・団長こと増田大和とは以前からのご縁で、去年の秋に矢野さんが企画された『こども大学』というプロジェクトに参加したりと、同じ志を持つ同志としてお世話になっています。
『こども大学』について詳しくはこちらに載せています。
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『ちっちゃいスコーレ』の会場は、JR「辻堂」駅から徒歩10分ほど。通りから20mほど奥に入った住宅街の中にある広場で、フェンスに囲まれた、子どもも大人も安心して過ごせる空間でした。
入口から左側に11店舗の「こどもスーパーマーケット」こどものお店が並び、「青空交感市」本の交換市、真ん中にベンチ・ハンモック、右側にまちのこ団のあそび場という並びでした。
こちらは青空交感市。「次の誰かに読んでほしい本を持ち寄り交換を楽しむ交感市」という、聞いただけでワクワクするような場。色々な本が並んでいました。
あそび場。「あそび場があってよかった」とお声がけいただけました。
まちのこ団、初めての地・辻堂。肌感でしかないのですが、大人同士の助け合いが他の地域に比べてある印象を受けました。例えば、出店者の親御さんが、隣の出店者の親が不在の時には子どもの様子を見守っている、など。
今回集まった方々は、地域で活動されている方や地域のイベントに出店されている方、子育て世帯同士の繋がりがある方などが多かったということもあるかもしれませんが、こういう場があるから感度の高い人が集まって、感度の高い人が集まるからこういう場ができる、好循環が生まれるんだなあと感じました。
『こどものまち』や『Living Street』との共通点・類似点も多いので、茨城でもできたらいいなあ、そんな野望も抱いています。
5月のスケジュール
13日(土)はサッカーJリーグチーム「水戸ホーリーホック」のホームゲームにあそび場を届けます⚽👉https://www.mito-hollyhock.net/news/p=27257/
YOGA FESに、ひたちおおた里山祭〜フォレストエコーin里美〜。自然の中で思いっきりあそびましょう!あそび場でお待ちしています。
さいごに
4月は年度始め。ということで、2023年度の事業計画説明会@まちのこベースだいご、を開催しました。まちのこ団の今年度の動きやビジョンについて詳しく知りたい方は、ぜひ下記Youtubeをご覧ください。https://youtu.be/vcIDeAJtACc
子どもたちに見守られつつの発表となりました。今後は毎年4月にその年の事業計画を発表していく予定ですので、今後ともよろしくお願いいたします。
(写真/文=サトウミキ)