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嶋田青磁
2019年8月30日 17:12
月明かりさへ霞ませる燦然たる光は橙色をしてぼくの心臓を震わす光はあまりに眩しく肋骨のすき間を洩れ辺り一帯に恒星のリュクスを撒き散らすやうだ八月の夜の静寂に燃え盛る星が叫ぶぼくは此処にゐてそれから恋をしてゐると #詩 #散文詩 #文学 #8月31日の夜に #夏
2018年9月8日 00:10
今年の夏をひと言で表すなら、「轟音」。色々なものを薙ぎ倒しながら、音を立てて猛スピードで走り去るような…その音は耳を塞いだときに聞こえる血流の音にも似ているし、急行列車の通り過ぎる音にも似ている。ところで、わたしが夏を好きなわけについてお話ししよう。今まで、わたしが出会った人で好きな季節を夏と答えるのは、体感で1〜2割。なぜ?暑いのがいやだから。これに尽きると思う。けれど、夏に