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生きろ、とにかく生き抜いてくれ!子ども達よ、世界がどんなに変わっても、賢くしたたかに乗り越えて。
この世界は所詮、弱肉強食でしたね。忘れていた自分が恥ずかしいくらいですが…
何十年も刷り込まれて来た「正義」とか「博愛」とかを讃美する概念は絵空事でしたか…。あれほど気高く思えていたのに今は、惨めにさえ見えます。
ウクライナを攻撃するロシアを誰も止められないことが判り、これからの混沌とした世界を思うと、こんな時代に産んでしまった子ども達に、母として申し訳ない気持ちになります。
その上、日本では南海トラフ大震災や富士山噴火も近い将来起きると言われ、子ども達はまさに、サバイバル時代に突入していく運命です。
さて、どうやって子ども達を救おうか…
崖の上まで行列を成して歩き、そのまま前のものを追うように崖下に飛び込んでいく羊にはなってくれるな。自分を信じて逃げ道を探して欲しい。
逃げ道は大抵細く険しいでしょう。ただ、「逃げる」は恥でもなく、そして確実に役に立つと私は信じています。
日本人としての勝利は、遺伝子や、継承し続けてきた文化を後世に残すことだから。
春の穏やかな陽射しの中、遠くから聞こえる子どもの笑い声。今ここにある平和で愛おしい日常が、いつ壊れても不思議でないことを知っている人間として、これからも知恵を絞っていこうと思います。