おばさん部長の「ママは仕事の文句が多いね」、息子の反応「それはちゃんとやってるからだよ」
年中グチっぽいのは嫌われる、文句ばっかり言ってないで気分転換するか、やることやった方がいいと思いつつ、家族や親しい友達には愚痴が出てしまう私。
おばさん部長、6年前に管理職転職して今だ七転八倒する50代。
特に、毎日の夕食の時間は、家族の楽しい時間にしたいから、この頃はできるだけ仕事の話をしないように気をつけてきていました。でも、昨日はストレスいっぱいで、言葉が溢れ出てしましまた。「私に、小さいウソを重ねて自分を大きく見せようとするメンバー」とか「私の部署で何年も葛藤して成長させてきた事業を、自分の得意分野の視点のみで上からアドバイスすてくる他部署の人」とか「複数の人にビジネス書の社内で勝つ方法、みたいなこと言われてうんざりすること」とか。
サーモンサラダと白ワインを口にしながら、「ママは文句が多いね」と反省しながらいうと、ティーンネイジャーの息子が「ちゃんとやってるから文句が多いんだよ」と言ってくれた。「ちゃんとやってる人は文句は多いよ」。
じーんと、心が温かくなった。おそらくたくさんの意味で。
仕事のことで、愚痴っぽくなりがちで、時々イライラして息子や夫を困らせているママなのに、ママがちゃんとやってると見ててくれたこと。そして優しい気持ちでそれを伝えてくれること。さらに多分息子も高校の勉強をちゃんとやっていて、学校や先生の評価ややり方で理不尽なことがあると文句を言っているから、息子もとっても頑張っているということなのだろうと思う。息子は、いい子に成長しているなあとも。
愚痴は、それでストレス発散になるなら、ある程度いい。ただ使い分けるコツがあった方がいいと思いってます。
会社では言わない。職場での愚痴は、その人を建設的には見せないから。どうしても言いたいときは、自分よりポジションの上の人への文句を十二分過ぎるくらいのユーモアとジョークに包んで。
会社では自分と同じか下のポジションの人へのぐちは言わない。それは批判的な評価をバラまくことになってしまい、その人にダメージを与えるから。私は、そういうことをする人を、信用しないから。
友達には、言ってもいけど、ただの暗くてネガティブな愚痴ってつまらないし、いい気持ちにもならないから、必ずユーモアを加えて、笑える話にするようにしています。できれば自虐ネタで、もう参っちゃうわよー、私ってこんなだからー、と大笑いできれば、一番のストレス発散方法に。
家族や親友には、大切な人と楽しい時間を過ごしたいから、できるだけ言わないようにしています。でも必要なときは、うんざりされない程度には言っていいと思っています。イライラしたり落ち込んだりしてしまうよりは。話すこと、聞いてもらうこと、わかってもらうことで、楽にもなるし、気持ちも整理できたりするから。
ただ男の人は、つまり夫は、聞いてほしいだけなのに、アドバイス求めてるのだと捉えがちで、聴きたがらなかったり、あるいはいらないアドバイスくれたりするので、その点要注意ですよね、奥様方。
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