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子どもの世界を広げる親の関わり方
●プラレールが大好きな息子
昨日、おもちゃ王国に行きました。
親のお目当ては「きかんしゃトーマスと仲間たち STEAMアドベンチャー」だったのですが、子供がハマったのは「トミカ・プラレールランド」でした。
※STEAM教育:科学(Science)、技術(Technology)、工学(Engineering)。アート(Art)、数学(Mathematics)の5つの領域を対象とした理数教育に創造性教育を加えた教育理念。
家にもプラレールがあるのですが、レールの数が少ないので、たっぷり遊べて大喜び。
滞在時間5時間のうち、3時間はひたすらプラレールでした(笑)
●周りの子供をふと見渡してみて気づいたこと
パビリオン(室内)はコロナ対策が行われていて、プラレールを実際に組み立てて遊べるエリアはアクリル板とカラーテープで8区画ほどに区画分けされていました。
雨上がりだったこともあり、室内に割と人が多く入っていて、息子が入った時点で既に7区画が埋まっていました。
2〜6歳くらいの子供を連れた家族が多かったように思います。
しばらく息子と二人でレールを組み立てていましたが、ふと周りが気になって見渡してみると、7区画中5区画の親がスマホを触っていました。
親としては、子供が勝手に遊んでくれている間の「束の間の休息」なのでしょう。
気持ちは分かります。
でも、ふとそれぞれの子供の遊び方に目をやると、一人で遊んでいる子と、親と一緒に遊んでいる子では、遊び方に差があるなと感じました。
うまく表現できないのですが、一人で遊んでいる子は「単調」な感じで、ただ単に輪っか上にレールを繋いで、その上をプラレール用の電車を走らせるだけ。
一方、親と一緒に遊んでいる子は、「独特」というか、それぞれ作るものが違っていて、立体的だったり、レールの上をトミカが走っていたり、自分の区画からはみ出していたり(よくないかもしれないけど笑)。
2〜6歳といったら、まだ手先も十分に器用でなかったり、遊び方の幅も狭い頃だと思います。
そこに親が、「こんな遊び方もあるんだよ」「次はこうしてみたらどうなるかな」「これだとうまく走らないけど、どうしたらいいかな」など、新たな視点を加えてあげることで、子供の世界が広がり、その子の個性が発揮されるようになるのだと思います。
このような場で、「ホッと一息」ついてしまうのはもったいなくて、一緒に遊びながら子供の世界を広げる手助けをしてあげた方がいいなと感じました。
自分もついつい、子供と一緒にいる時に携帯を見てしまったりすることがあるけど、子供の様子にもっと注目しようと思いました。
(ちなみに、うちの息子(3歳)の作品です笑)